日本の運転免許証を持っていて中国の運転免許証を取得する方法

中国生活

日本(海外)で有効な運転免許証を持っていて中国国内で運転する方法

3ヶ月以内の短期滞在の場合

中国では国際運転免許証は使えない

まず、一般的に外国での短期滞在期間に運転したい場合、国際免許を取得する方法があります。

ただし国際運転免許証が使える国はジュネーブ条約加盟国に限られており、中国は入っていません。

また、国際免許証は日本国内の運転免許センターで発行してもらう必要があり、有効期限は1年です。

中国短期滞在で運転したい場合は現地で臨時運転許可証がもらえる

日本またはその他の国の有効な運転免許証を持っている場合、
中国の居住地の交通警察が管理する「車輌管理所」(车辆管所)に行って申請すれば
「臨時運転許可証」がもらえます。

有効期限は3ヶ月です。

私はこれを申請していませんので、必要書類などについては
以下の正規運転免許証取得の流れをご参考ください。

中国3ヶ月以上の長期滞在者の場合

この記事が参考になるのは以下の全ての条件が揃っている方になります。

  • 日本の有効な免許証を持っている方
  • 中国に3ヶ月以上長期滞在する予定、あるいはしている方
  • 中国語中級以上のレベルの方

夏休みの間に日本の免許を中国の免許に切り替えたので
その手続きについて紹介したいと思います。

STEP1. 必要な書類の準備

外国の免許証を中国の免許証に切り替える申請に必要な書類

  • 日本(外国)の有効な運転免許証及びその翻訳
  • パスポート原本及びその翻訳
  • 境外人员住宿登记凭证(外国人居住登記証)
  • 健康診断証明書
  • 1寸(2.5cm×3.5cm)のカラー証明写真6枚
準備する順番1 :運転免許証とパスポートの翻訳

まずは、運転免許証とパスポートの翻訳をしてもらいしょう。
免許証とパスポートの翻訳は自治体の外事部が行い、その印鑑が必要です。

居住地の自治体の外国人管理部(外事办)に運転免許証原本と
パスポートの顔写真ページのコピーを郵送し、手数料330元を
振り込んだら数日で翻訳書類とともに返送されてきました。

このやりとりは全て大学の外事部の人に協力してもらいました。

順番2:健康診断

健康診断は、免許申請・更新用の健康診断を専門に行っている
病院があり、私の住んでいる町では县级以上、つまり大きめの
総合病院(第二、第五とかの名前が多い)の中に
免許用の健康診断センターがあったのを以前別件で行った時に
記憶していたので、そこへ行きました。

予約も必要なく、午前中に行って10分で終わりました。

これは各自治体で違うかもしれませんのでお住まいの地域で
調べてください。

健康診断は実に簡易的なもので、血液検査はないので
空腹で行く必要はありません。

適当な(笑)視力検査と問診のみ!

診断書には聴力、四肢の動作確認もありましたが
それは医者との会話と椅子に座る、立つのを見て
OKとするようです。

健康診断にもパスポートと証明写真1枚、
日本の運転免許証原本とその翻訳を持参してください。

日本の免許の運転可能種別(中型、大型など)によって
中国で運転できる車種の種類も決められます。

私は中型・オートマ限定の免許だったので
それを確認されて、中国ではC2(小型自动档)になりました。

健康診断書にそれが記載され、後で車輌管理所に行った時
その記載を元に登録されます。

医者と会話しなければならないので中国語に自信のない方は
通訳要員を連れて行きましょう。

順番3:境外人员住宿登记凭证(外国人居住登記証)の取得

境外人员住宿登记凭证(外国人居住登記証)は居住地の
派出所でもらえます。

私は大学の外事部の人に事前に話をしておいてもらい、
担当警察官とWechatで時間の予約をして取りに行きました。

最後に、証明写真がない方は写真屋で撮影しましょう。

STEP2:必要書類を持って、居住地の車輌管理所へ行く

以上の書類が準備できたら、居住地の車輌管理所へ
行きます。

日本の運転免許センターにあたる場所は、
中国では「車輌管理所」(车辆管所chē liàng guǎn suǒ)と言います。

ここで、外国の免許証を国内の免許証に切り替えたい、と言って
持参した書類を提出し、手続きをします。

私の居住地は外国人がほとんどいなくて
警察官もその手続きをした事がない様子で
主任だけができるようでした。

大都市ならまず問題ないと思います・・・

主任も分厚いマニュアルを見たり誰かに電話したりしながら
時には好奇心?で見にきた数人の警察官に囲まれながら(苦笑)

通常であれば当日その場で申請は終わるはずですが
なんせその管理所において多分初の外国免許からの切り替えなので
ちょっと審査に時間がかかると言われ、いったん帰されました・・・。

数日後、審査が完了したと電話をもらい、
主任ブースへ赴き、また何やら確認で時間がかかりましたが
なんとか手続き完了して

「机动车驾驶证业务受理凭证」という1枚の紙をもらいました。

つまり運転免許申請手続き受領証ですね。

ここに业务种类:初次申领(外籍换证)とあります。
初めての申請で外国免許からの切り替えという意味です。

有効期間は3年間で、3年以内に筆記試験に合格する必要があります。

STEP3:筆記試験(科目1)を受験する

外国の有効な免許証を持っている人は実技試験は免除されますが
筆記は受けなければなりません。

2022年現在中国の運転免許試験は科目1から4までの4種類あり、
科目1が私たちが受験する筆記試験です。

交通ルールや標識の意味、違反罰則についての知識の問題です。

外国語で受験することもできるらしいですが、翻訳の精度に問題が
あると別の方の記事で見ました・・・。

私は中国語で受験しました。

学習方法

学習にはアプリを使いました。

驾考大师

最初1988題とかある問題を順番に練習するタイプで
やりましたが、効率が悪かったです。

このやり方で1週間程度勉強して試験を受けましたが
88点で不合格。

年齢的記憶力の低下と外国語であるハンデ、
子どもが常にそばにいる集中時間が非常に限られた中での
学習だもんな、と自分で慰めましたが大学生くらいの
若い人も結構不合格の人がいました。

なぜ分かったかというと試験会場で終わると
係員が「合格したか?」とみんなに聞くので
その返事でわかるのです・・・。

2回目は1ヶ月後
その間2週間ほど子どもが習い事をしている時間、
Youtubeを見ている時間、寝る前の時間を利用して
学習しました。

今度はアプリの中のVIP問題500を購入して(安いです)
よく出題される500題を繰り返し学習した後

模擬試験を14回解きました。

時間と成績がすぐに出て
間違えた問題のみをあとで見返すこともできるので
このやり方が正解でした。

これを14回やって全て90点超えたので
大丈夫だろう、と思いました。

これだけやれば同じ問題が何度も出てくるので
秒速で回答できる問題もあり
標識などはいい加減覚えるというもの。

違反点数が本当に覚えにくくて苦労しましたが
2回目は94点で合格できました。

試験当日の流れ

学習をしてある程度自信がついたら受験です。

私の居住地の車輌管理所では月・火・木の午前中のみ
科目1の試験が受けられます。

朝9時半ごろに行って受付で
「科目1を受けたい」と行って
申請時にもらった手続き受領証とパスポートを
差し出しました。

ここでも1回目は
「外国籍?!どうやって予約するんだろう〜」という
担当警官の不安の声が聞こえましたが
2回目は逆に顔を覚えられて

ああ、外国籍の方ですね。と早かったです(苦笑)

私の居住地では事前予約は不要、というかできなくて
当日直接行って受付しました。

大都市では事前予約が必須なところもあるようなので
お住まいの地域でご確認ください。

試験料は40元で2回まで受験できます。

受付すると、
「考试预约凭证」という紙がもらえるので
それを持って試験会場へ行きます。

そこで担当員にこの紙とパスポートを差し出し
携帯電話の電源を切って手荷物を外の椅子に置くように
指示されます。

携帯電源切れ、マスク外せ、
荷物置け、身分証出せ、といっぺんに3人から
同時に言われて
思わず「ちょっと待ってよ、(手は2個しかないんだから)」と言いました。

ここで受験するパソコンを割り振られて、
何番台へ行けと言われます。

パソコンの前に座るとまずカメラで顔を撮影され
「識別成功」すると試験が開始されます。

デジタル化やな〜・・・・。
(15年前に日本で受験した時は紙でね〜)

携帯アプリと全く同じ形式で問題が出題されます。
問題数は100題、制限時間は45分です。

クリックして回答を選ぶとその場で
正解かどうか分かります。

緊張する!

90点以上が合格なので
11問間違えたらその時点でアウトです。

自信のない問題は飛ばして先に進むこともできます。
で、あとで戻ってじっくり考える。

終了したら「交卷」をクリックして
席を立つと、担当警官が
「合格したか?」と聞いてくるので
答えます。

不合格ならそのまま帰って出直し。
合格なら成績表を印刷してくれるので
それを持って予約をした受付に戻り
成績表を提出します。

私は1日目に1回目88点で不合格、
そのまま同じ台でもう一度受験しましたが
また88点(汗)

出直しになりました。

2回目は1ヶ月後(自分の都合です)
今度は1回目で94点取得し、無事合格!

係員に合格だったことを伝えて
成績表を印刷してもらい、試験会場の受付に
戻って提出します。

ここで写真が1枚必要になります。

試験会場の受付で成績登録が完了したら
写真を貼った成績表を持って免許発行をする
受付(最初に申請した場所)へ行き
提出します。

免許証はその場ですぐにもらえます。
写真はのり付け、カバー付き見開きタイプ。

有効期限は6年間です。

これで晴れて中国で運転ができます!

 

 

 

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