人生は6歳までに決まる

異文化比較・雑談
A group of happy children of boys and girls run in the Park on the grass on a Sunny summer day . The concept of ethnic friendship, peace, kindness, childhood.
スポンサーリンク

最近目にした言葉
「人生は6歳までに決まる」

それを納得した話がありました。

同僚と子どもの頃の話をしていました。

彼女は小学生の時、
スポーツ万能でリーダータイプ。

学級委員に生徒会長、「長」とつく立場はなんでもやった。

そして高校ではソフトボール部部長をやり、
大学は体育科、大学院で日本語を専攻して

現在大学の外国語学院の副院長です。

一方私は
小学生の頃からクラスでちょっと浮いているタイプで
休み時間は1人で読書をしたりお道具箱の整理を
したりしていました。

役員といえば栽培委員という植物の世話をする
地味な役をやり、写真でもいつも端に写っていました。

周囲からは「つかみどころがないけどなんか
気になる子」と思われていました。

だから私と友達になりたいと思ってくれる子も
数人いたし、私のことを好きになった男の子も
数人いました。

別にいじめられてはなかったし
孤独でもなかったです。

だけど確実に、少数派でした。

リーダーグループや
人気者グループに同調することが
どうしてもできない子どもでした。

中学ではなぜかアイドルのように人気者になりました。
みんなの前で歌ったり踊ったりしていました。
水泳部だったので、私の水着姿を見に
卓球部の男子がフェンスの外に集まったりしていました。

メジャーなクロールは上手じゃなくて
平泳ぎの遠泳とシンクロの真似だけが得意でした。

アイドルと言っても、今でいう地下アイドル的な
感じかな。

生まれた時代がもう少し遅ければ
私は地下アイドルをやっていたかもしれません。

高校では好きなことだけをしていました。
苦手な理系科目は放棄し、英語と国語と社会だけを
勉強していました。
ほぼ語学しかやっていなかったです。

交換留学もしました。
集団主義、同調主義の日本が合わないので
自分は海外に出るんだとずっと思っていました。

大学は個人主義集団の外国語大学に進学し
登山と飲み会にハマって楽しい日々を送りました。

そしてそのまま語学力と勇気を武器に
海外を放浪する人生へと突き進み、
何事も常に2割側のマイノリティーとして
生きています。

リーダーなどやったことのない我が道を
行く私には、中国の大学の外国人教師という
立場はぴったりです。

外国人教師は出世競争とは無縁で
何においても特別扱い。

この特別な立場、少数派でいられることが
私には心地いいのです。

子どもの頃からずっとリーダーで
30歳そこそこで結婚して家を購入し
組織のリーダーとして保守的に真面目に生きている
同僚と

子ども時代同様、今も社会のマイノリティーとして
授業以外はフリーという自由な働き方、
定住しない生き方をしている私。

人生は、やっぱり子どもの頃に決まっている。

生まれ持った素質を活かして
好きなように生きている。

回り道することはあれど
結局はみんな自分のやりたいようにやっている
のではないかな、と改めて思った話でした。

タイトルとURLをコピーしました