パリオリンピック柔道の全試合が終了しました。日本人選手に不利な判定が続き、誤審や不正と世間で不満爆発の波乱の試合でした。SNSではオリンピックのは「JUDO」であって日本の武道「柔道」ではなかったと言われています。決勝ルーレットでも不正が疑われ、フランスが勝利するようになっていた不正疑惑があります!柔道の日本人の試合結果と明らかに不利な判定、誤審疑惑の試合をまとめました。
柔道 日本人選手試合結果一覧
混合団体 銀メダル
男子
60kg級 永山竜樹 銅メダル
66kg級 阿部一二三 金メダル
73kg級 橋本壮市 銅メダル
81kg級 永瀬貴規 金メダル
90kg級 村尾三四郎 銀メダル
女子
48kg級 角田夏実 金メダル
57kg級 舟久保遥香 銅メダル
混合団体では開催国フランスが金メダルでした。
柔道 誤審・日本人に不利な判定まとめ【動画つき】
◇27日◇男子60キロ級準々決勝◇
永山竜樹 vs フランシスコ・ガリゴス(スペイン)
永山選手がガリゴス選手に寝技をかけられ、しっかりと足を絡めて防いでいたが、絞め技へ移行。主審から「待て」の合図があったため、永山選手はここで力を抜きましたが、ガリゴス選手は力を緩めず締め続け、永山選手が一時失神。一本負けと判定されました。 永山選手は、約3分間抗議したものの、判定が覆ることはなく、永山選手は敗者復活戦に勝利して銅メダルに終わりました。
この試合では「待て」を無視したガリゴス選手と審判のエリザベスゴンザレスに批判が殺到しました。
審判が待てをかける。
↓
待てが出たので永山選手は力を抜く。
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ガルリゴスが締め技を続け、力を抜いた永山は失神したと勘違いされる。
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審判はこれを見て、相手の一本勝ちとした。
↓
会場からは、審判結果にブーイングの嵐。柔道の審判はどうなってるの?
こんなの相手の反則負けだよ。 pic.twitter.com/cmtxxuuX72— 妖精トロールカバじゃない (@amse070707) July 27, 2024
◇30日◇女子63kg級の二回戦◇
高市未来 vs カタリナ・クリスト(クロアチア)
積極的に攻めていた高市選手が延長戦で指導を取られ、技ありを取られて敗退しました。高市選手より消極的だった相手選手には指導がなく、高市選手だけが指導されるのはおかしい。不可解判定だという声が上がりました。
まさかの敗退不覚にも
なんでやねん#お前
柔道高市未来(30歳) pic.twitter.com/5sZQ4mbV6s— サムネミュージック (@samune_music) July 30, 2024
なに!今年のパリオリンピックの柔道の審判〜誤審じゃん
高市未来が積極的に攻めてるのに
相手は消極的なのに、なんで高市未来に指導されないあかんの??審判おかしい!なに考えてるんや!審判#パリオリンピック#柔道 pic.twitter.com/Mg8UNHpaS4— Tomoyukiともっち (@tomokuri48) July 31, 2024
◇31日◇男子柔道90キロ級決勝◇
村尾三四郎 vs ラシャ・ベカウリ(ジョージア)
残り30秒で村尾選手が内股を決めたように見えたものの、審判の手は上がらず。その後、ベカウリの技にはビデオ判定により技ありと認められ一本負けを喫しました。村尾選手の技に対してはビデオ判定は行われず、会場に大ブーイングがおきました。
また目茶苦茶な判定。男子柔道90キロ級決勝で村尾三四郎が敗れ、銀メダル。なぜ村尾の内股が技ありで合わせ一本にならず、試合が続行されたのか。なぜ女性審判がこの決勝をジャッジするのか。村尾の内股をビデオ判定しなかった理由は何か。疑問だらけの柔道決勝…ここまで審判の技量が劣ると選手が哀れ pic.twitter.com/nseWNSTYN1
— 門田隆将 (@KadotaRyusho) July 31, 2024
◇1日◇女子78kg級の準々決勝◇
高山莉加 vs アナマリア・ワグナー(ドイツ)
高山莉加選手がが3分26秒にビデオ判定の末に3つ目の指導を受けて、世界選手権女王のアナマリア・ワグナーに反則負けを喫しました。しかし最後の指導の理由が「Undetermined」つまり、「不明」となっていたことで物議を呼びました。
◇3日◇柔道混合団体決勝◇
阿部一二三vsジョアンバンジャマン・ガバ(フランス)
阿部選手が階級が上のガバ選手に対して果敢に攻め続け、優勢に試合を進めていましたが、終盤、ガバ選手に一本負け。この時にかけられたガバ選手の技が相手に飛び込むタックルのような技でしたが、審判から指導は出ませんでした。波紋が広がっています。 変則的な肩車とみられていますが、柔道では見られない技との指摘が続出しています。
阿部一二三負けたけどコレなんて技なんだよwwwww
タックルまがいな技って柔道でありなの?
こんなもんTDD練習しないと防げんやろwwwwww
指導も出さねーしクソ審判いい加減にしろよzwwyw pic.twitter.com/ByOSmzgMlz
— 鷹村守らない (@7sweljp) August 3, 2024
また、この試合では、阿部選手が攻め続けてガバに二度指導が入ったのが途中でピタリと指導が止んだことにも審判に対する不審が残りました。
ガバが3分11秒で先に指導2つを浴びた展開。ゴールデンスコアとなり、その後も終始、阿部が攻め立てる展開が続いたが、なかなか3枚目の指導が提示されなかった。SNSでは「あれだけ消極的だったガバに3枚目の指導が出なかったのはなんだかなぁ」、「指導出さない審判に不信感」、「阿部一二三の試合の途中から指導のルールが廃止されたのか」、「一二三選手の見事な闘いぶりに心拍上がった。全然指導でなかったあたりに何かを感じた」と、疑問の声が上がっていた。
さらに、団体決勝では90キロ超級・斉藤立-リネールに決まったデジタルルーレットが出来レースだったとして日本人からは批判の声が集まりました。
【パリ五輪】
■柔道混合団体 決勝
フランス 4-3 日本ルーレット抽選がリネールの+90kgになるのは予想通り。
3勝1敗のリードで勝ちきれなかったのが痛かった。
ただあまりにも不正だと分かりやすくて、汚リンピックと言われても仕方ないホームアドバンテージ。#オリンピック #Judo pic.twitter.com/tg49budkXb— バブルスの部屋 (@AkhalTeke_777) August 3, 2024
パリオリンピックには「柔道」はなく、「JUDO」だった
相次ぐ不可解な判定に、外国人選手の「待て」を無視した首締め、タックル、喉つき、煽り行為など、パリ五輪の柔道は波乱と不満の中で幕を閉じました。
日本人からは「これは本来の柔道ではない」「武道とは呼べない」「日本発祥の”柔道”ではなく、フランス人の好きな”JUDO”だった」などという声が相次いでいます。
リネールが相手をバカにして乱闘騒ぎ。 リネールの柔道は昔から姑息なポイント稼ぎで見ていて面白くない。 柔道ではなく、典型的なJUDO。 卑怯でも勝ちは勝ちだし、開催国フランスの英雄であるから周りは強く言えない。
内村航平「日本発祥の武道(柔道)と、フランスで1番人気なスポーツJUDO。」
正しく
強く
勝ったら
美しく pic.twitter.com/LKKuQyNB5B— 茶色いワンコ (@takigawa_w) August 4, 2024
日本人として不愉快な判定続きのパリオリンピック柔道でしたが、一番悔しいのは選手たちだと思います。それでも怒らず最初から最後まで礼儀正しく潔かった日本人選手たちに改めて本物の「武士道精神」「武道の心」「日本人の魂の美しさ」を感じました。
次回まだオリンピックがあるならば、審判団にはしっかりした判定をお願いしたいものですね!