病気に負けない体を取り戻す東洋医学の考え方

東洋医学
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中国や台湾では東洋医学が根付いており
当たり前に漢方や鍼灸を利用しています。

私は元々アンチ薬派で
西洋医学のやり方に疑問を持っていたので

台湾と広州に住んで実際に漢方医に診察、処方してもらい
台湾や中国大陸の人々の暮らし方や考え方に
触れて東洋医学の考えに魂から納得しています。

東洋医学と西洋医学は何が違うのか?

その心は

病気の症状を抑える・緩和するのが西洋医学

病気の根本原因を取り除き、体の機能を正常に戻す
そして病気にかかりにくいように免疫力を上げる

のが東洋医学

例えば

風邪を引いたらその症状である咳・鼻水を止めて
熱が出たら熱を下げて
下痢をしたら下痢を薬の力で止める。

ガンになったらガンに侵された細胞を手術で切除する。

それが西洋医学。

しかし、体の仕組み、病気の仕組みを勉強すれば
すぐに疑問が出てきます。

そもそも、風邪って何?
なんで引くの?

お腹を壊すのはどうして?

私が数名の自然療法推進派の医師の本で読んだり、
実際に診察してもらって聞いた話です。

風邪のウイルスには実はみんな常に触れている。
だけど免疫が正常に機能していればウイルスに触れても
風邪の症状は出ない。

だけど過度に疲れていたり
体が冷えていたり
栄養不足だったりして免疫機能が低下している時に
風邪菌に接触したら

風邪の症状が出てくる。

同じものを食べたのに
子供と老人はお腹を壊して
健康な成人はなんともなかった、というのも
免疫力の問題。

そして風邪や下痢などの症状は
なんで出るかって言うと

体内に入ってきたウイルスや毒物(体に不要なもの)
を体の外に出したりやっつけたりするために
体が戦っているということ。

咳や鼻水は菌を外に出すための症状。
熱は体の温度をあげて体内のウイルスを殺菌しようとしている。

ふきんを煮沸消毒するみたいなもの。

嘔吐や下痢も体の中から毒物を出すために
起きる症状。

体が自然にやることに無駄なことなんか
1つもない。

それを、人間が化学的に製造した薬で
無理やり止めたらどうなるか。

ウイルスを殺菌できていない間に
解熱剤で無理やり熱を下げたら
ウイルスが死なないで体内で生きるから

病気自体は治らないか悪化する。

実際に子供が激しい下痢をしている時に
母親が安易に下痢止めを飲ませた結果
体内に毒が回って子供が死んでしまった、という
例もある。

それに化学物質でできている西洋医学の薬には
必ず副作用がある。

西洋医学の薬では、元々体内に存在している必要な菌と
一時的に侵入している不要な菌とを区別してやっつける
ことが難しいので

体内に必要な常在菌まで一緒に殺してしまうことから
副作用と呼ばれる様々な不快な症状が出たり

より病気にかかりやすい体になってしまったりする。

例えばうがい薬はその時喉に侵入している風邪菌を
やっつけてくれるんだけど同時に喉に元々常在している
免疫機能の1つである常在菌まで殺しちゃう。

だからその時喉の痛みは取れて楽になるんだけど
常在菌が減ったために菌に弱くなり、
しょっちゅう喉が痛くなる体質になってしまって
さらにうがい薬に頼らずにはいられなくなる、という
サイクル。

私は昔から風邪薬は飲まないけど
うがい薬は信頼していたので、これを知ってやめました(汗)。

一方漢方薬は自然の植物を使います。

日本でも古来から伝わる民間療法では
ヨモギやアロエ、どくだみなどの自然の植物を
使いますよね。

喉が痛かったらネギを巻くとか
大根を食べるとか。

漢方薬は体が本来持っている力を高め
不健全になってしまっている機能を正常に
戻すサポートをしてくれるので

当然体に無理はかからない。

西洋の薬は自然界にないものなので
体はそれも”異物”として認識するけど
植物や食べ物など自然界に存在しているものは
”異物”として認識しない。

鍼灸はツボを刺激して皮膚や筋肉組織に微小な傷をつけることで
細胞を活性化し、体本来の自然治癒力、免疫力を高めるものです。

”体には本来自然治癒力が備わっている。
不自然な生活や習慣などによって低下した自然治癒力、免疫力を
正常に戻しましょう。”

これが根本になる考え方です。

これは自然療法を推進している小児科医の先生が書いた本です。
とてもわかりやすいです。

実は日本にもチラホラいらっしゃいます。


病気にならない暮らし事典-自然派医師が実践する76の工夫-

次回私の体験談をお話ししますね!

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