柔道フラン・ガリゴスは空軍軍曹!軍隊の全面支援で鍛えた危険な技?!

フラン・ガリゴス空軍軍曹 パリ五輪

日本代表永山竜樹選手との試合での反則的な技が物議をかもしているスペイン代表フラン・ガリゴス(Fran Garrigós)選手は、軍人です!反則になってもおかしくない危険な行為で勝ちをとっている背景には軍隊の全面バックアップがあるなどの情報を得ましたので、今回はガリゴス選手の経歴と軍隊との関係について調査してみました。

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フラン・ガリゴスのプロフィール

フランシスコ・ガリゴス
出典:mundodeportivo

  • 名前:フラン・ガリゴス(Fran Garrigós)
  • 生年月日:1992年10月4日
  • 国籍:スペイン
  • 階級:男子60kg級
  • 身長:163cm

4歳から柔道を始め、ヨーロッパでは60kg級の王者

4歳のときに両親が活発すぎる彼のエネルギーを消耗させるために柔道を始めさせました。家でじっとしていない子供だったので、「こうすれば疲れるだろうと思ったのです」と両親はメディアの取材に対し話しています。

彼は疲れを知らない人間で、非常に粘り強く、「頑固者」と自称しています。目標を達成するまで止まりません。

子供の頃からオリンピックと世界チャンピオンになることを夢見ており、昨年、カタール・ドーハで60kg級選手権で金メダルを獲得し、2年前には銅メダルを獲得しています。

ヨーロッパでは、過去4回の選手権のうち3回で優勝しており(2021年、2022年、2024年)、60kg級の王者に君臨しています。

驚異的な身体とメンタルトレーニングの成果

ブルネテのキノ道場で指導を受けた彼は、そこで歴史上唯一のスペイン人男子世界チャンピオンであるニコ・シェラと共に育ちました。パリに出場を決めた9人の柔道家のうち5人がこの道場から輩出されています。

彼は驚異的な身体を持っている」と彼のコーチ、キノ・ルイスは彼について語ります。しかし、彼はメンタルの壁を打破する必要がありました。彼は12年間、心理学者のパブロ・デル・リオと一緒にトレーニングしています。近年、彼は結果を忘れ、競技中のパフォーマンスに集中することを学びました。

東京での挫折からパリの栄光へ

ガリゴスはリオ2016と東京2020の2回のオリンピック参加で初戦で敗れました。

東京五輪の時にはヨーロッパチャンピオンとして、世界で3位に登り詰めていたので、初戦敗退は彼にとって大きな挫折となり、大会後に競技を続けるかどうかを考えるために休養を取りました。しばらく考えた後、彼は続けることに決めました。

ガリゴスは空軍軍曹

ガリゴスと国防大臣

出典:MINISTERIO DE DEFENSA

ガリゴスは体育科学の学位を持ち、スポーツ団体管理のMBAを取得しています。

そしてあまり知られてないことは、空軍の予備軍曹でもあるということです。

「主に軍の競技に出場するために登録しました。自分の国を代表することが好きなんです。私は空軍の軍曹です」と彼は説明しています。そして10月には軍人世界選手権に出場します。

フランシスコ・ガリゴス選手は、スペインの空軍及び宇宙軍の予備軍曹(リザーブ・サージェント)としてのキャリアを持っています。彼は軍に所属することで、競技者としてだけでなく、軍人としての経験や規律も養っています。ガリゴスは、軍隊経験が自身の柔道キャリアにも良い影響を与えていると認識しており、精神的な強さや忍耐力を育む一助となっています。

また、特にスポーツの分野では、軍隊の訓練や支援を受けることで、身体的・精神的な面でのトレーニングが行われ、アスリートとしての成長に繋がっています。彼は、柔道だけでなく、競技に対する姿勢や心構えを軍での経験から学んでいる点が特徴的です。

フランシスコ・ガリゴス選手は、軍隊での生活とアスリートとしてのキャリアを両立させており、オリンピックなどの国際大会での活躍を目指して努力しています。

ガリゴス五輪出場にスペイン軍の全面支援

スペイン国防大臣とオリンピック選手

スペインメディアによると、6月19日午後、スペインの国防大臣マーガリータ・ロブレスは、パリ五輪にカヌーと柔道で出場するカルロス・ロペス・アレバロとフランシスコ・ガリゴス・ロサ含め、17人の精鋭スポーツ選手と面会しました。

その席で、アスリートのイサベル・フェルナンデス兵士に敬意を表し、陸軍の一等兵と空軍・宇宙軍の軍曹が、パリオリンピックに参加するスペイン代表団の一員として加わることを説明しました。

陸軍一等兵とは、カヌー代表のカルロス・ロペス・アレバロ選手、空軍・宇宙軍の軍曹は柔道のフランシスコ・ガリゴス選手のことです。

インタビューの中でロブレス大臣は、「競技の前夜に旗を見て、あなた方の背後にはここにいる私たちだけでなく、全スペインがあなた方を応援していることを思い出してください」と彼らを励ましました。

「オリンピックで何が起こるかを超えて 。 お一人ごとに、防衛省および全武装軍から愛情と承認の金メダルが授与されます」。と大臣は選手たちを励ましました。

面会には防衛次官アドロラシオン・マテオス・テハダも参加し、今後発表される「包括的身体活動及びスポーツ計画」について発表しました。この計画は、防衛省がスポーツ、フィジカルフィットネス文化、および健康の普及を目指すすべての対策を統合するものです。「スポーツの実践は、武装軍のメンバーの訓練と準備の柱の一つです」。

プリンシペ第3連隊(アストゥリアス)配属の一等兵カルロス・アレバロは、前回の東京オリンピックでカヌー(k4 500)銀メダルを獲得し、欧州チャンピオン、世界チャンピオンとしても2度優勝しています。

MINISTERIO DE DEFENSA

他参照、引用サイト

as
mundodeportivo
EUROPEAN JUDO UNION
LAVANGUARDIA

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