1月に一時帰国してから10ヶ月実家に滞在し、
9月1日からの中国の入国用件緩和を受けて
戻るための手続きを開始。
無事入国できました。
2020年ならではの特殊な入国までの道のりについて
整理したいと思います。
再入国用件緩和:招聘状があればビザを申請できることに
为进一步便利中日双方人员往来,根据国内主管部门通知,近期符合以下情形的, 可向中国签证申请服务中心(东京、大阪、名古屋)或无签证代办的驻长崎、福冈、 札幌、新潟总领馆递交签证申请。一、自2020年8月22日0时起,持中方相关有效居留许可(工作类、私人事务类、团聚类) 的日本籍人员,赴华事由与现持居留许可相符。二、无有效工作类、私人事务类或团聚类居留许可,但已取得目的地省级人民政府 外事办公室或商务厅等单位的邀请函(《邀请函(PU)》、《邀请函(TE)》或《邀请核实单》), 拟赴华从事经贸、科技等活动的申请人及随行配偶和未成年子女。三、无有效工作类、私人事务类或团聚类居留许可,但已取得《外国人工作许可通知》 及任职所在地省级人民政府外事办公室或商务厅等单位的邀请函(《邀请函(PU)》、 《邀请函(TE)》或《邀请核实单》),拟赴华工作的申请人及随行配偶和未成年子女。 |
これが8月22日の公式発表ですが、私が知ったのは8月24日。
私の場合は居留証の有効期限がくしくも9月9日・・・
この時点でどんなに焦っても間に合わないので、三の手続きに入ることに
なりました。
1、大学の外事部に招聘状を発行してもらう
早速大学の外事部に連絡し、招聘状の発行を依頼。
《邀请函(PU)》というものが27日に電子版で受け取りました。
さすが中国、仕事が早いです。
2、9月1日にビザ申請のオンライン予約をとる
9月1日から各地のビザ申請センターで新条件に合う人の
ビザ申請受付開始とありました。
そしてビザ申請の日時を申請センターのサイトでオンライン予約
する必要があるため、9月1日朝イチで予約。
ところがその時点で9月24日の予約しか取れませんでした。
Twitterなどでは予約が全然取れないという声が多かったので
当月中に取れただけでもよかったのかもしれません。
予約の前にオンラインで申請票を提出し、写真も電子版で添付します。
受付完了後に発行される番号を控えて、その番号で窓口に行く日を
予約します。
3、ビザ申請に中国ビザ申請センターに行く
自分の居住地の管轄のビザ申請センターもしくは領事館に行かないといけません。
私の場合は大阪です。
パスポートの更新の時は未就学の子供も本人を連れて行く必要があったので
今回も念のため子どもを連れて行きましたが、来なくてもいいとのことでした( ̄∀ ̄)
予約制なので混雑はしておらず、ちゃんとみんな座って待てるだけの人数。
1時間位で呼ばれて事前に準備した書類を全て提出するも
お決まりの「これも必要です」というHPのどこにも書いていないやつを
現場で言ってくるやつ発生!!
私の場合は省政府が発行した招聘状を持参したのですが、
雇い主の大学からの招聘状も必要と急に言われました。
いやいや、上の情報では
目的地省级人民政府外事办公室=目的地の省の政府の外事部が発行した、
って書いてますよね!!
それを持参にしたにも関わらず雇い主のもいるとか。
まあ、ほぼほぼ必ず当日その場でサイトには書いていない書類がいるとか
これじゃなくてこの人の印鑑がいるとか、何かしら言われることがほとんど
なので、またか・・・って感じでしたけど。
別の窓口で「そんなの書いてなかったですよね!」とごねてる男の人が
いましたが、お役所系は本当ごねても許してくれないので
すぐに学校の外事担当の人に電話し、直接話してもらいました。
そして学校もすぐ動いてくれて午後2時前には発行できるからと
いうことで(その時点で11時くらい)午後に出直すことに。
大阪在住の友達とランチの約束をしていたので友達とランチして
その間に学校からWechatで招聘状を送られてきたので
コンビニでプリントしようとするもうまくできず
そのまま申請センターに戻ったらセンターに設置してある
プリンターで印刷ができました。
それで無事受領。受け取りは平時は4営業日ですが、今回は
国慶節の連休もあって2週間後の受け取りでした。
ただ、申請センターから領事館に提出してそれでOKかどうかは
まだ分からないのでもし問題があれば電話します、と言われました。
通常通り4営業日後に受領できると見込んでフライトを取ろうと
していたのですが、大学担当者の「本当に4営業日で受け取れる?
もし受け取れなかったら?」という意見、
さらにフライトの空きもなかったことからその時点ではまだ
チケットを買っていなかったので、その点でもよかったです。
4、ビザ申請センターからの電話
申請の翌日に電話があり、工作許可通知も必要と領事が言っています、
と言われました。
私が学校からもらって提出したのは
「工作許可決定書」というもので、正式な「工作許可通知」とは
少し違うものでした。
私も最初これを受け取った時になぜ去年もらったものと違うのかと
外事部担当者に確認したら、今回は新規申請ではなくて
工作許可の更新ということになるのでこの書類しか出せない、と
言われました。
という話をそのままビザセンターの人に伝えたら
「わかりました。領事に話してみます」と電話は終わり、
え、これでダメとか言われたら・・・という不安な夜を
過ごしました。
そして週明けの月曜日に留守電が入っており
「お客様のビザはもう下りましたので予定通り7日に受け取りに
来てください。」と・・・。
よかった〜。本当に安心しました。
5、フライトとPCR検査の予約をする
ビザが無事に受け取れることが分かったので
次はフライトの予約です。
10月の日中フライト運行状況(11月更新版も見られます)
本来なら関空から飛びたいのですが、異常に少ない関空便が
バカ高いので諦めて成田から飛ぶことにしました。
乗ったことない航空会社だし。
私は西北地域に戻るので出来るだけ近くまで行こうと
思い、よく利用していて安心感のある中国東方航空の
成田ー西安便で行くことにしました。
夏は5倍にも跳ね上がっていた航空運賃ですが
10月には3倍くらいに下がってました・・・
それでもめっちゃ高いですが、まだマシなところを選んで
4歳の子どもと二人で27万円。
大人一人15万円程度です。
大阪から東京まではちょうどANAのマイルが溜まっていたので
ぴったり二人分マイルで買えました。
で、フライトの空席検索をかけて確認しておいて
購入する前にPCR検査の指定病院に電話をしました。
搭乗の3日前以内の検査結果を持参という条件があるので
検査の空きとフライトの空きの両方がOKでなければ
いけません。
新型コロナウィルスPCR検査陰性証明提示による搭乗開始のお知らせ
この大使館のサイトに各地域の指定病院のリストがあるので
そこから選んで予約します。
希望していた13日の搭乗に間に合うタイミングで証明書がもらえる
9日に検査もちょうど2名分空きがあるとのことで
私は10月7日にビザ受け取り→9日午後にPCR検査→11日に陰性証明書受け取り
→13日にフライト
で決定しました。
実際の行動についてはまた別記事で書きたいと思います。
11月からさらに入国条件が厳しくなりました
注意:11月8日の搭乗からもう一段階厳しくなりました
3日ってかなり厳しいと思いましたが、11月8日からなんと2日!!
しかも血液検査も必要で証明書発行から2日じゃなくて検体採取日から2日に
なりましたね。
10月時点では証明書発行から3日以内の搭乗でよかったので
上記のスケジュールで組めましたが、検体採取から2日以内に搭乗??
可能なのか? 指定病院が家から近い人ばかりじゃないし
血液検査も必要となると肉体的にもかなりしんどく、万が一陽性だったら
購入した航空券も、、とか考えるとつまり行くなってことですよねえ。。
特に幼い子供には過酷すぎます。
どうしてもの理由がないならこのような条件がなくなるまで
待機を強くお勧めします。
私の場合は中国の家も放置していて
仕事も一人だけオンラインでさせてもらっていた状況でしたし
子どもの幼稚園も在籍したまま
大学からは別に絶対戻ってこないとダメとか一言も言われてない
ですし、なんなら落ち着くまでオンライン授業でもいいという
感じだったのですが、私はどうしても戻って顔を合わせて仕事が
したかったし、
子どもも戻るのが遅くなればなるほどまた馴染むのに辛くなると
思ったので、入国条件に合致した時点で迷いはありませんでした。
それに年末にかけてもう一段二段世界は厳しくなるよ、という
噂も聞いていたので、戻るなら今だ!これを逃したら
来年前半もまだ戻れないかもしれない。
次のロックダウンは実家じゃなくて中国のみんなと
経験したい!と強く思ったのも理由の一つです。