こどもちゃれんじからスマイルゼミに変更した理由
我が家では子どもが1歳〜3歳までベネッセのこどもちゃれんじを受講してしました。
詳しくはhttps://lian-chinese.com/child-education-review-benesse-kodomo-challenge/
3歳半で中国に移住してからも、海外受講を申し込んで継続していました。
だけど4歳で日本に一時帰国する際に受講停止してそのまま受講をやめ、日本にいる間にスマイルゼミを受講し始めました。最大の理由は、こどもちゃれんじの海外受講が割高であることと、紙教材とプラスチックの知育おもちゃが多くてゴミが増えること!
こどもちゃれんじの国内受講はほっぷ(年少コース)月額1980円(12ヶ月一括払い)ですが、海外受講だと中国の場合は月額4960円になります。
国際送料があるので仕方ないですが、国内受講の倍以上。そして知育玩具は電池を使うものなど一部輸送できないものもあります。
そして幼児コースでは文字や英語学習用の簡易タブレットもありますが、こどもちゃれんじのメイン教材は「紙」。
正直紙ゴミが増えて仕方ない。。子どもも中国に来てからは日本にいた時ほど喜んでやらなくなり(自分の環境における必要性の減少を素早く察知するのが幼児です!)なんだかなあ〜、と思っていたところ、
日本にいるときにテレビのCMでスマイルゼミを知り、
「タブレットだけで必要なことを全て学習できる」ところに惹かれました。
そこで資料請求。
タブレット1台で済ませられるなら、うちのように国をまたぐ移動が多い家にはぴったりじゃないの!紙教材やおもちゃを持ち運ばなくていいじゃないの!引越しばかりしている遊牧民の私たちにはうってつけだと思いました。
さらに、受講料も月額2980円〜(12ヶ月一括払い)とこどもちゃれんじの海外受講に比べると費用を抑えられます。
値段と持ち運びの便利さで即決しました!
実際にやってみて良かったところ
子どもが15分継続できて、しかも長時間やりすぎない仕組み
問題は、子どもがやるのかどうかというところですが、うちの娘の場合、届いた時はなんかとても喜んでました。
設定するのも待ちきれないほど「早くやりたい〜」とワクワクして(まあ単に新しい自分のものが来たら喜びますよね)すぐ喜んでやっていました。
スマイルゼミは子どもの目の健康と集中力なども考えて1回にやる時間を設定できます。
基本設定は15分もしくは3講座。そして30分が経過するとロックがかかり、それ以上できなくなります。ただし時間の長さは設定で変更もできます。
勉強とはいえ、幼児にとってタブレットをやりすぎるのはよくないので、これはいい機能だと思います。
娘はスマイルゼミが届いた当初の数日間は夢中になって起きるなり自分からタブレットを持ってきて30分でロックがかかるまでやったりしていました。
その後だんだん落ち着いて毎日はやらなくなりましたが(苦笑)やる時は15分3講座はやります。
そうすると「今日のできた」コーナーに移り、保護者が成果を確認して「できたシール」という名のスタンプを押してあげることができるので親に見て欲しくてそこまでは毎回やり遂げます(可愛い)
親が横についていなくてもひとりでできる
質問や文字を自動で読み上げ、答え合わせも自動でやってくれるので親がついている必要がありません。
紙教材の場合は「ママ〜これ読んで」「これどういう意味〜?」といちいち横についていないと進まないことが多いですが、タブレットなら機械がやってくれます(笑)
これは本当に助かります。その間に家事をしたり、そばで自分のことをしたりできます。
写真で遊べたりアイコンを作ったり学習以外の飽きない工夫がある
学習に飽きたら、カメラ機能で写真を撮って、ペンで文字やイラストを書いたりスタンプでデコレーションしたりして遊ぶこともできます。自分のアイコンを作って着せ替えしたりすることもできます。
娘はこれが大好きでかなり長い時間遊んでいることもあります。
例えば旅行や帰省の時にこれ1台持っていけば、学習と遊びの両方をさせることができて持ち物が減って便利です。
毎月年齢に応じた講座が自動配信されるので何をやらせるか考える必要がない
毎月あらゆる分野の講座が20〜25講座自動で配信されます。
これはこどもちゃれんじも同じですが、年齢に必要な学習内容が自動的に届くのは親にとっても助かります。
例えば学研や七田式や公文の書店で売っている教材を自分で購入してやらせるとすると
例えばこういうの(私が実際に購入したものを紹介しています)
学研の幼児ワークは日本にいる時からよく利用していました。
やりやすいし内容もとてもいいと思うんですが、海外に持っていくには嵩張って重いということで、中国移住後の一時帰国で購入して持ってきたのは音読だけです。
七田式は海外育児をされている方のブログで読んで良さそうだなあ〜と思い、買おうかどうか考えたんですが、値段と国際送料のことを考えて、とりあえずやめました。
こういう単品教材だと年齢と進度に応じて親が次に何を与えるか考えて渡す必要があります。
じっくり子どもの教育に向き合える時間と精神的余裕のある親御さんならいいと思いますが、私のような海外住みのシングルマザーはできるだけ自分の労力を省きたいので、自動配信は非常にありがたいのです。
教材がタブレット1台は本当にスッキリ!
私はミニマリストに憧れてるだけの引越し魔のくせに物が多い人間ですが、ミニマリストに憧れてるので(苦笑)部屋はできるだけスッキリさせたいのです。
こどもちゃれんじは紙が多くて都度整理して処分しないといけなかったのですがスマイルゼミはなんせタブレットだけなのでゴミは出ません!
専用タブレットはiPadよりは大きくて重みもありますが、色合いも可愛く頑丈なので収納場所にも困らないと思います。うちはコンセントの近くのテーブル(子どもの机の横)に立てかけて出しっぱなしにしています。
女の子なのでこちらのブラウンxピンクを選びました。
海外でも使えるの?
さて、日本にいる間は進んでスマイルゼミをやっていた娘ですが、中国に戻ってから、最初に問題が発生しました。
中国のインターネット規制です。
毎月自動で配信されるはずの講座が自動でアップロードされず新しいのをやろうとしても「ない!」中国のインターネット規制のせいでこれもできないのか〜と一時落胆しました。
専用端末なのでVPNも入れられないですしどうしたものかとあれこれ調べたりもしましたが解決策を見つけられず、最悪解約だなあ、としばらく放置してました。
しばらくして奇跡的に配信されてないかな?と思って開いてみたら、なんと奇跡が起きていました。(どういうこと?)
ちゃんと新しい講座ができるようになっていました。
中国の規制が変わったのかタブレットのシステムの問題なのか私が変なところを触ったのか原因は未だ謎です。。。でもとにかくできるようになって良かった!
それで娘にも「新しいのできるようになったよ!」と伝えてやらせようとしましたが、やる気のある時にネットの問題でできずにしばらくやっていなかった娘はやる気がダウンしてました・・・(あらら〜)
5歳になった娘はスマイルゼミのタブレットは遊びではなく「勉強」だと理解し、ipadで動画をみたりゲームをしたりするのが「遊び」だと理解してしまい
「スマイルゼミやろうか」と声をかけるとiPadを見ながら「お勉強や〜だ〜」などと言うように💦
これはいかんと一時は声かけをよくしていましたが言えば言うほど子どもは嫌になるものなので、やりたくなったら自分からやるだろうと信じて今は見えるところに立てかけたまま、放置してます。
たま〜に気が向いた時に一気にやったりしてます。(うちの子はそういうタイプかも)
やらないままの前の講座が残っていても紙教材のように邪魔にならないので小学講座が始まる前に幼児講座ほぼ終了できてればいいかな、と気長に本人のやる気を待つことにしました。
幼児は座学の勉強より体を使う方が大事なので!
ネットの問題に関しては、海外サイトへのアクセスを厳しく制限している中国でもクリアできたくらいなので、先進国はほぼ問題ないと思います。
通信環境自体が整備されていない国なら難しいかもしれませんが。
補足:中国のネット規制は時期によって厳しくなったり緩くなったりもし、不安定です。場合によっては新しい教材をアップできない可能性があることもふまえて、その際は解約も視野に入れて自己責任でご契約ください。
海外在住子女のバイリンガル教育に使えると期待
私は幼児コースはおまけ程度に考えています。
7歳までは座学の学習はおまけで、この年齢の最重要課題は体を使って身体機能を高めることにあるので、(シュタイナー理論より)やらなくてもさほど気にしていません。日本語力も動画やアニメで鍛えることもできますし。
問題は、小学校に上がってからの教科学習です。
中国の小学校に進学する予定なので、娘は中国語で中国の教育を受けることになります。
しかし彼女は日本国籍で、母である私は日本人なので、将来日本に帰る可能性がゼロとも言えず、日本語での教科学習能力も相応に身につけてほしいと願っています。
そうしないともし娘が日本の高校や大学に行きたいと言い出した時に困ることになりかねません。
私はやはり中国にいるとは言え、娘を100%中国語で中国人として育てようとは考えられず、日本と中国のバイリンガルとして育ってほしいと思っています。
娘の父親は日本と台湾のハーフですが、日本生まれ日本育ちで日本語を母語として育ちました。両親は特に中国語教育をしようとは考えなかったようで、彼は大学生になってから自分から中国語を学んで習得し台湾の親戚とようやく会話ができるようになったと話していました。
娘は日本と台湾のクォーターで幼少期から中国に住んでいるのでそんな背景を持つ彼女が日中のバイリンガルとて育つのは宿命とも言えます。
そして今住んでいる街に日本人は私たち母子以外におらず当然日本語補習校もありません。
日本語で教科学習能力をつけるなら家庭でやるしかないのでタブレット1台で日本の小学校の科目全てを学習できることに期待しています。
私がスマイルゼミにした最大の理由は小学校に上がってから日本の教科学習ができるから。小学校からは座学が最も大切になってくるのできちんと時間を決めてやらせるつもりです。娘も勉強の習慣ができているでしょう。
バイリンガル教育の強い味方になるか楽しみにしています。
(画像は全てスマイルゼミ公式サイトより拝借しました)