蘇煒徳(ソイトク)鉄棒落下に中国の反応「引退しろ!親が謝れ!」

蘇煒徳 中国の反応 パリ五輪

パリオリンピック男子体操で鉄棒落下が注目を集めた中国人選手、蘇煒徳(ソイトク)ですが、彼は怪我をした選手の代理で急遽チームに入れられていたことが判明しました。

また、彼の中国での評価、今回の鉄棒での失敗についての反応はどうなのでしょうか?

日本では蘇煒徳(ソイトク)選手を心配する声が多く聞かれます。今回は彼が団体チームに加入した背景と中国の人々の彼に対する評価、反応を現地ネットやSNSなどで調べました。

蘇煒徳(ソイトク)選手の鉄棒での失敗により金メダルを逃す

体操の男子団体決勝で、5種目を終えて中国が3.267点差をつけて独走態勢でしたが、最終種目の鉄棒で2人目の蘇煒徳(ソイトク)選手が2度も落下してしまい、11.600点と得点を伸ばせず、橋本大輝など日本の2人が完璧な演技を披露し、中国は0.532点及ばずで日本に逆転勝利を許しました。

鉄棒から落下する蘇煒徳選手

画像:THE ANSWER

蘇煒徳(ソイトク)選手は怪我をした選手の代役で急遽チームに入っていた

中国メディア、AB視頻によると、蘇煒徳選手は怪我をした選手の代わりに急遽チームに入れられたようです。

4日前、中国体操男子団体の主力選手である孫煒が跳馬の練習中に右足首を負傷し、蘇煒徳が急遽代わりにチームに加わりました。体操オリンピックチャンピオンである李小鵬も、蘇煒徳の2回の鉄棒ミスについて「代役として緊急に任命されたことは本当に大変です。彼をもっと応援してあげましょう」と語りました。

蘇煒徳チーム入り背景

 

蘇煒徳(ソイトク)選手の失敗に対する中国の反応「彼は背が高すぎて鉄棒には不向き」

金メダル確実だと期待されていただけに、メダル目前での蘇煒徳(ソイトク)選手の失敗に中国の最大SNS、ウェイボーは大荒れになりました。

30日午前でもトレンド4位にランクインしています。

蘇煒徳(ソイトク)選手中国での反応

ウェイボーにある中国の人々の声です。

 

続け様に大会で6回も鉄棒から落下
腹が立つけど、ネットで誹謗中傷するのはやめようよ。この後彼にはまだ個人競技がある。今の彼の心理状態だとまた落下する可能性もあるけどね。体操団体は以前と比べて確かに実力不足、これだけの能力って感じだよ。

もし本当に身長が原因で鉄棒をうまく掴めないのであれば、なぜコーチ陣はこの問題に早くから注意を払わなかったのか。偏りが少しひどい。 彼は床では4回優勝したけど、鉄棒の最高成績は3位に過ぎなかった

 

 

身長が一番高くなった一方で、筋肉量も一番少なくなってしまいました。昨晩鉄棒から落ちる前に、短期間の間に3つの大きな大会で6回も連続して鉄棒から落ちました。それでもコーチは彼をオリンピックに連れて行きましたが、これは「大会で鉄棒から落ちるKPI」を達成させるためですか?本当に他の代わりの選手を見つけられなかったのでしょうか?私の推測では、コーチは代わりの選手が出場しないだろうと思っていたけれど、避けられない事情で彼をオリンピックに連れて行く必要があったのでしょう。でも実際に誰かが怪我をして彼が出場することになってしまったということです。

全部で5名のチームメンバーがいて、そのうち1人が怪我をしました。もしコーチが既に蘇の鉄棒が苦手だと知っていたなら、なぜ残りの3人を出場させなかったのでしょうか?彼の身長と筋肉量では、鉄棒には適していないのです。動作の連携が一つからしてうまくいっていない感じで、その後さらに2回も落ちてしまいました。どんな問題があったのか分かりませんが、元々の実力はこんなものではないと信じています。

蘇煒徳は本当に背が高そうですね。その身長では鉄棒にはあまり適していないように見えますね。

パリオリンピックの前にも大きな大会で続けて6回も鉄棒から落下しています。

なので中国の体操ファンからは「蘇煒徳(ソイトク)は身長の原因で鉄棒には不向き」と言われています。

身長は公式発表されていませんが、確かにチームで一番高いですね。

蘇煒徳 身長

画像:sports navi

ウェイボーでの反応を見る限りでは、中国の人々は蘇煒徳を責めるというより、体格が鉄棒に向いていないという客観的な意見、不向きなのにプレッシャーをかけられて可哀想と言った同情もありながら、コーチを責める声や引退を求める声など冷たい意見や厳しい意見が多くあります。

謝罪するも人々の反応は冷たく、引退を求める声も

蘇煒徳 謝罪

画像:Weibo

蘇煒徳は試合終了後、会見で謝罪しました。

「チームメイトの皆さん、本当に申し訳ありません。彼らはこの期間、本当に一生懸命努力し、多くの怪我とも戦ってきました。ようやくここまで来たのに、今日の私のミスのせいで金メダルを取れませんでした。」

この謝罪も一時ウェイボーでトレンド1位になりましたが、世間の反応は冷たいものでした。

君は常習犯だね?どうしてこんな人を代役にするの?中国チームが銀メダルを獲得するのを2回も妨げたんだよ(笑)。練習してないの?それともどういうこと?帰ったら引退した方がいいよ

彼の謝罪を受け入れられない。彼の両親にも謝罪してもらい、コーチや彼を無理やり出場させた人たちにも責任がある!国はスポーツ界を厳しく調査するべきだ、コネによる起用があまりにも深刻すぎる!こんなに7回もミスをした選手がオリンピックに出るなんて!笑えるね🤭

しかし、ネット上の説明を見た後、突然怒りを感じました。彼のチームメイトが苦労して得た優位が、彼によってすべて失われてしまったのです。二度のミスは本当に息詰まるものでした。メンタルが安定していないなら、試合に出ないでほしい。コーチはどうやって彼を選んだのでしょうか?

私の提案は、その場で引退することです。

蘇炜徳、あなたは大きな大会に出たことがないわけではないし、年齢も若くないのに、何度も落ちて全く進歩がない。金メダルを必ず取らなければならないというわけではないが、普通の動作すらできていない。チームメイトの努力がすべてあなたによって無駄になったんです。非難されるのも軽い方で、さらに微博のコメント欄を閉鎖して、試合後もあまり自責の念を感じていないように見えます。

 

 

 

2008年の体操女子チームで鄧琳琳が臨時に代役として出場した時のパフォーマンスを見てください!代役は言い訳になりませんし、さらに理由にもなりません。スキルが足りなくて、それをカバーするためにただ泣いたり、鉄棒から繰り返し落ちたりする蘇某某がどうして自分を正当化できるのでしょうか?!

コーチ陣に問題があります!山東チームに問題があります!徹底的に調査してください!このような経験の少ない選手にどうして何度もチャンスを与えるのですか?!こういう人たちが本当に腹立たしいです!

厳しいです。彼は引退するしかなくなるのでしょうか?

蘇煒徳選手が鉄棒が苦手であることは世間も知っているくらいなので、当然監督やコーチは把握していたでしょう。しかし試合4日前に怪我をした選手の代わりとして急遽チームに入れられたのであれば、メンタルも整えることができないまま、苦手な種目でミスをしてしまったと考えられます。

代理で急遽チームに入れられたことで同情を集めるのか、それとも今後厳しい処分が待っているのか、気になるところではありますね…

error: Content is protected !!
タイトルとURLをコピーしました