3月26日朝、大谷翔平選手が会見をして大谷選手がシロであることが分かりましたが、まだ謎が残っています。「なぜMLB開幕のこのタイミングで公表された?」「なぜ大谷選手の結婚で世間が注目している時に報道された?」大谷選手の口座から送金をしたのは2023年と言っていますが、なぜ今、このタイミングで報道されたのかについてを調べていくと「大統領に再選する可能性の高いトランプとの関連」が見えてきました…..!
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アメリカの白人至上主義者たちは大谷翔平選手が気に入らない
まず、背景としてアメリカの白人至上主義者による人種差別は根強いです。普通に日本で暮らしている日本人は実感したことがないかもしれませんが、欧米で暮らしているアジア人なら誰でも一度は人種差別的発言や態度を取られたことがあるはずです。
皆普段は口には出さないけども、学歴があり金も白人以上にある東洋人は、アメリカでもイギリスでもカナダでもかなり妬まれている。現地に住んで働いたり子供がいたらわかる。東洋人はリア充白人のパーティーにはほぼ呼ばれない。しれっとはずされたりする。現地生まれでも仲間はずれだよ。
— May_Roma めいろま 谷本真由美 (@May_Roma) March 24, 2024
この前もアカデミー賞の授賞式で白人俳優によるアジア人軽視、無視が話題になりました。
詳しくはこちら↓
アカデミー賞アジア人差別は日常!ロバート・ダウニーJr.も露骨なアジア人無視
野球はアメリカ発祥のスポーツであり、アメリカの国技です。国技のトップ選手、英雄はアメリカ人、それも白人であるべきだと考えている人たちが相当数いることは誰でも容易に想像できると思います。
日本の国技である相撲にもモンゴル人など外国人力士が活躍して横綱になったりして、その状況を嘆いている相撲ファンや日本人も多いことを見れば分かりますね。
「11月に行われる大統領選挙の共和党候補に『米国第一主義』を掲げるドナルド・トランプ前大統領が選ばれるのが確実になったように、アメリカでは低学歴で低収入の白人を中心に白人至上主義者やアジア系などへの差別主義者が多い。アメリカが世界をリードしている野球で、アメリカ人ではない大谷翔平選手が代表的なプレーヤーのようにもてはやされていることを苦々しく受け止めている国民は多いのです」ー在米ジャーナリスト
デイリー新潮
トランプが大統領に再選の可能性で米国第一主義の風潮が加熱
3月5日、秋のアメリカ大統領選挙に向けた野党・共和党の候補者選びの大きなヤマ場となるスーパーチューズデーで、トランプ前大統領は15州のうち14の州で勝利を確実にし、指名獲得に大きく前進しました。
画像:NHK
「トランプ大統領に返り咲き」とする見方が強まって、トランプ支持者たちはかなり盛り上がっているようです。
画像:毎日新聞
これは日本にはかなり良くない状況
なぜなら大統領選はトランプが勝つ可能性が高い。アメリカの労働者階級、保守層、田舎の中年以上は東洋人への印象が良くない。世論の反応が悪くなるから台湾有事が起きてもアメリカは日本を積極的に助けない可能性が高い。
大谷のスキャンダルは最悪のタイミング
— May_Roma めいろま 谷本真由美 (@May_Roma) March 24, 2024
「世界のニュースを日本人は何も知らない」の著者、谷本真由美さんはこのように言っています。
トランプが大統領に再選したらなぜ、日本にとって「かなり良くない状況」になるのでしょうか?
トランプの米国第一主義とは
2017年の大統領就任式で、トランプは「米国第一」主義を宣言し、「我々は二つの簡単なルールに従う。米国製品を買い、米国人を雇う」と述べました。
今回の候補者選びの演説でも「米国第一主義」「アメリカ・ファースト」の方針は変わっていないと言っています。トランプは白人至上主義者であり、移民制限にかなり強硬な姿勢をとることでも知られています。
トランプの過去の白人至上主義発言と行動
・トランプ氏の不動産会社「トランプ・マネジメント・コーポレーション」は1973年、黒人の顧客に白人と異なる賃貸条件を提示したり、空室はないと虚偽の説明をしたりしたことで司法省に訴えられた。
・トランプ氏は、ニュージャージー州アトランティックシティにあるトランプ・プラザ・ホテルとカジノの従業員から何度も差別行為を批判されてきた。
・1991年、同ホテルとカジノは顧客の求めに応じて 黒人や女性のカードディーラーをカジノテーブルにつかせなかったことで20万ドルの罰金を科された。
・トランプ氏は、ハワイ出身の前大統領バラク・オバマ氏の出生地を疑い、「アメリカで生まれていないため大統領になる資格はない」と根も葉もない主張をし続けた。
アメリカ当局はあえて大谷翔平選手に最も打撃を与えられる時期を狙って公表
3月になってこのような白人至上主義のトランプが大統領に返り咲くという期待がアメリカ国内で高まっているこの時期に、しかも大谷選手の10年1015億円というとんでもない金額でのドジャースに移籍して最初の試合、さらに結婚で世界中が彼に注目していたこの瞬間を狙って、アジア人である大谷翔平選手のビジネスパートナーである水原一平氏のスキャンダルを公表することで大谷選手に最大限のダメージを与えられると考えたと見ることができます。
また、アメリカ人が最も嫌うスキャンダルは「金銭がらみ」「賭博」だと谷口真由美さんは言います。
大谷翔平選手が「関与していない」「シロ」であることは、本人の会見や大谷選手のこれまでの言動、周囲の意見からもアメリカ国内でも信じる人の方が圧倒的だとのことですが、これまでスキャンダルとは無縁だった大谷選手に傷がついたことは間違いありません。
さらに水原一平という日本人の嘘、ギャンブル依存、窃盗などのニュースは、確実に日本人、ひいてはアジア人の印象を悪くし、白人至上主義者にとってかっこうのネタにされることでしょう。
トランプ再選濃厚で盛り上がっているアメリカ・ファーストの空気感とアメリカの国技野球で富と名声を白人以上に手にしてしまった大谷翔平選手のスキャンダルは、アジア人の台頭を快く思わないアメリカ人たちにとって絶好のタイミングでした。
まとめ:アメリカは大谷翔平おろしを狙って水原一平賭博問題を今表に出した
・アメリカ社会に根付いている白人至上主義、人種差別意識により、アメリカの国技ベースボールでアジア人であり国籍もアメリカ人ではない大谷翔平選手が「野球の歴史を変える」ほど活躍していることを快く思っていない人たちがいる。
・「米国第一主義」を掲げるトランプ前大統領が今年の大統領戦で返り咲く可能性が高まり、白人至上主義者たちの団結、アジア人おろしの風潮が高まっている時期
・アメリカ当局、マスコミは大谷翔平選手の破格の年俸でのドジャース移籍後最初の試合、結婚で普段以上に世界から注目を集めているタイミングを狙ってスキャンダルを出し、大谷選手と周囲に最大限のダメージを与えると同時に、世論を味方につけようとした。
【結論】水原一平さんは利用されたに過ぎない。
水原一平さんが本当にギャンブル依存症だったのか、賭博だけの問題なのか、誰かに騙されたのか、などについてはまだFBIも調査中ですし、水原さん本人から世間に会見などあったわけでもないですから真相はわかりません。
ただ、国際弁護士・湯浅卓氏や元朝日新聞記者の佐藤章氏などが言うように、「水原さんは騙された」「狙いは大谷翔平」だとする見方があることは確かです。