15日朝、栃木県那須塩原市の東北自動車道下り線で逆走してきた軽乗用車が乗用車と正面衝突し、双方の運転手が死亡したほか、乗用車に乗っていた9歳と7歳の子ども2人が大けがをした事故で、逆走自動車の運転手が中国人だった説が浮上しています。
事故の原因となった加害者運転手の情報がなぜか公式には公開されない中、なぜ運転手が中国人だと言われるのか、その理由と、近年日本で中国人による交通事故が多発している件について、お伝えします。
東北自動車道逆走事故の運転手は中国人?「中国では逆走が当たり前」
【東北自動車道逆走事故運転手】中国人説浮上「逆行は国民性」→→ 中国人「道路を逆走しない日本人は恐ろしい民族だ!」 https://t.co/gP8ovqheJe
— ツイッター速報〜BreakingNews (@tweetsoku1) August 17, 2024
このように、ネット界隈ではこの事故について、逆走していたのは中国人だ!と囁かれています。
その理由として、1つには通常交通事故の加害者は氏名や年齢などがニュースで公表されるのに対し、この事故については2日経った今も情報が公開されないこと、もう1つは、中国在住者や中国に行ったことのある人、また中国人自身が「中国では逆走は普通」と考えているからです。
Xに寄せられている中国の交通事情を知る人の声
張家界から広州市に向かう高速道路上で逆行するトラックと相対速度200キロですれ違った。新幹線に乗っているような景観だった。トラックの影が一瞬にして通り過ぎた。中国はとんでもねえ国だ。その高速道路では、穴のある箇所があった。コーンで囲んであるだけだった。こわーい
やはりなぁ。中国で見ましたよ。 高速道路で横転したトレーラーの事故処理に、事故の為に道が混んでるから逆走で現場に向かうレッカー車を。
中国で多発する逆走
高速道路での約40キロにわたる逆走の一部始終がドライブレコーダーに記録されていた。
中国メディアによると今月1日、1台の車が上海と四川省を結ぶ高速道路を40キロ近くにわたり逆走、通報を受けた地元当局が現場に駆けつけ車両を停止させたという。幸いこの逆走による事故は起きていない。
逆走した車の運転手はこの日初めて高速道路を走行する初心者ドライバーで、カーナビの指示を誤解し間違って逆走してしまったという。
日テレNEWS
2019.9.11
警察「何してるんだ!?」、運転手「逆走してます」―中国
2020年6月23日、中国公安部交通管理局の微博アカウントは、湖北省内の高速道路でトラックが逆走するアクシデントがあったことを伝え、その一部始終を伝えた。
Record China
逆走は国民性
中国は右側通行です。日本は左側通行なのでその違いに不慣れな場合もあります。
しかし、中国国内において、「逆走は普通の現象」です。
【中国】逆走、信号無視で交差点に突っ込む暴走バイク – https://t.co/D5iZVNwfQs pic.twitter.com/Dgc4O7Z7Ma
— Re:file(リファイル) (@gbbbsjp) May 4, 2024
【中国】逆走バイクが直進してきた車に吹き飛ばされるpic.twitter.com/XPCdllsI3F
— 保守速報 (@hoshusokuhou) July 16, 2024
【動画】中国あるある、高速道路で乗用車が逆走!「オレ様が通る、道を開けろ」 pic.twitter.com/5QErkfoH9d
— 中国あるある動画 (@news_overseas) May 24, 2024
ー2011年6月30日
逆走する理由は、「そのほうが近いから!」
中国人の国民性として、「公がなく、私のみ」というのがあります。
つまり、中国の公は私に通じるものであり、そ こには常に「私>公」ということが働いている ことになる。
中国人は身勝手だと言われますが、その背景には、”公”がほとんどなく、”私”が優先されるという国民性があります。
日本人が重じている「人様に迷惑をかけないように」「みんなの秩序を乱さないように」という概念はほぼ存在せず、逆走したり横断歩道を渡っている人の目の前を曲がって行ったり、危険な追い越しをする理由は、単純に「早く行きたいから」「その方が近いから」です。
中国人は多かれ少なかれそのような概念で生活しており、また自分はしない人も、「する人がいることに慣れている」ため、注意ができますが、日本ではあまりに感覚の違いが大きすぎて注意しきれず、事故になってしまうことが多いのかもしれません。
移民や観光客の増加に伴って日本で中国人による交通事故が多発
中国籍の男(23)が運転する高級乗用車とトラックが衝突
事故は1日の午後2時40分過ぎ、神奈川・海老名市を走る県道で発生。 対向車線を走ってきた黒い乗用車が、煙を巻き上げながら中央分離帯を乗り越え、トラックに衝突した。
この事故で、トラックを運転していた北村太一さん(57)は、病院に搬送されたあとに死亡。 黒い車を運転していたのは、中国籍の男性(23)で、病院に搬送されたが軽傷だという。
訪日中国人観光客がレンタカーで起こした死亡事故
2023年5月14日午後3時20分頃、下呂市小坂(おさか)町の国道41号で、北へ向かって走っていた中国籍で自称銀行員の龍天佑(りゅう・てんゆう)容疑者(44歳)の運転する乗用車が対向車線に飛び出したことにより、対向車線を走行して来た乗用車と正面衝突した。この結果、対向車線の乗用車を運転していた愛知県春日井市神領町の70歳と76歳の2名の日本人が死亡した。
龍容疑者は一家4人で中国から日本へ観光旅行に来たもので、運転していた乗用車はレンタカーであった。事故により龍容疑者は胸部骨折の重傷を負ったほか、同乗していた妻(33歳)と息子(6歳)の2人も肝臓損傷などの傷害を負って病院へ収容されたが、幸運にも生後9ヵ月の男の子にケガはなかった。
これは一例に過ぎず、他にも多くの事故が起きています。
違法に運転する中国人訪日客
日本の運転免許証を持たない外国人が訪日して運転する場合、原則としてジュネーブ条約に基づき発行される国際免許証が必要です。ジュネーブ条約には欧米各国や韓国、タイなど100以上の国と地域が加盟していますが、中国は加盟していないため、日本で運転免許を取得しない限り運転することはできません。
にもかかわらず、訪日時にレンタカーを利用する中国人は少なくないと、那覇市内のホテルに勤める日本人男性も話しています。
「中国国籍の方でもレンタカーで来られるお客さんは少なくない。割合で言うと、個人旅行者の10組に2組くらいはホテルの駐車場を利用している」
なんと、通常は取得できないはずの国際免許証が中国人の間で不正に出回っている疑惑があるそうです。