八代亜紀死因はコロナワクチン後遺症に多い自己免疫疾患だった

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歌手の八代亜紀さんが、膠原病の1つである急速進行性間質性肺炎のため、昨年12月30日に73歳で亡くなりました。2023年9月に膠原病(こうげんびょう)治療のため休養宣言をしていました。所属事務所によると、8月下旬に本人より体調不良の報告がありいくつかの病院で診察を行ったところ膠原病と診断を受けたとのことです。

膠原病は自己免疫疾患の1つでコロナワクチンであるmRNAワクチンの副反応または後遺症としての報告に上がってる疾患でもあり、ネット上にはワクチンが関係しているのではと疑う声も多く見られますので、膠原病とコロナワクチンとの関連について調べてみました。

ご本人インスタグラムより

膠原病ってどんな病気?

膠原病は全身の臓器に炎症が起こる自己免疫疾患の一種。膠原病の原因は不明で、免疫と炎症の制御に異常が起こり、様々な病気を発症する。

膠原病が原因で発症する可能性のある病気

・関節リウマチ(RA)
・全身性エリテマトーデス(SLE)
・全身性強皮症(SSc)
・多発性筋炎・皮膚筋炎
・結節性多発動脈炎
・リウマチ熱シェーグレン症候群
・混合性結合組織病
・抗リン脂質抗体症候群
・ベーチェット病
・アレルギー性肉芽腫性血管炎(チャーグ・ストラウス症候群)
・成人スティル病
・好酸球性筋膜炎
・大動脈炎症候群(高安動脈炎)
・ウェゲナー肉芽腫症
・側頭動脈炎
・悪性関節リウマチ

膠原病の多くは、厚生労働省が特定疾患治療研究対象疾患 (いわゆる難病)に指定しています。

参照:メディカルドック

八代さんは抗MDA5抗体陽性皮膚筋炎と急速進行性間質性肺炎を発症されていたそうです。

膠原病の症状に共通するものは

膠原病にかかると多くは以下のような症状が出るそうです。

前兆なく、発熱や湿疹、関節痛等が出現します。発症は突然で、前兆はありません。関節痛や、手足の先が白くなる(レイノー現象)は、いろいろな膠原病の中でも共通する症状です。その他の症状に関しては、病気によってまちまちです。通常、痛み、しびれが伴うと考えていただいていいと思います。多くの患者さんは「つらい」とおっしゃいます。年内変動では、秋から冬にかけての期間に、我慢できなくなることが多いです。

引用:メディカルドック

膠原病の原因

自分自身の免疫細胞が自分の体の構成成分を攻撃してしまう”自己免疫疾患”により起こります。

※免疫とは、外から体の中に侵入する微生物などの異物を排除しようとする生体防御反応であり、リンパ球と呼ばれる細胞や異物と結合する抗体と呼ばれる蛋白質がその反応を担っています。免疫には通常自己と非自己(外からの侵入物)を厳密に区別して、自己とは反応しないような仕組みがあります。

自己免疫疾患の原因はウイルス感染や遺伝などと言われますが、現在の段階でまだはっきりしていないとされています。

膠原病とコロナワクチンとの関連性

医師や研究者による研究論文と報告が多く存在している

コロナワクチンとの関連性を疑う声が多く聞かれますが、それは陰謀論などではなく、世界中の多くの医学者研究者による研究と報告が上がっています。

ワクチンの接種で産生された抗スパイクタンパク抗体が、交差反応を示すヒト臓器を攻撃して自己免疫疾患を引き起こす可能性が危惧されていた。

コロナワクチンに限らずワクチン接種後に発症する自己免疫疾患は、ヒト組織抗原と交差反応する抗体によって発症すると考えられてきた。ところが、mRNAワクチンでは、肝臓、脾臓、脳、心臓などの様々な臓器を構成する細胞の表面にスパイクタンパクが表出される。

コロナワクチンが投与されると、免疫を担当するB細胞からはスパイクタンパクを認識する抗体が産生される。同時に、表面にスパイクタンパクが存在する細胞を攻撃する細胞傷害性T細胞も誘導される。このような抗体依存性あるいはT細胞依存性自己攻撃によって自己免疫疾患が発症する危険性がある

小島 勢二
名古屋大学名誉教授・名古屋小児がん基金理事長
mRNAワクチン接種後に見られた副反応の報告数
2023年3月10日開催第92回厚生科学審議会配布資料

SNSに上がっている膠原病とコロナワクチンとの関連を示すもの

SNSにも八代さんと同じ病気のコロナワクチンとの関連を示す投稿が多く上がっています。
多くの医学論文、証明論文が存在していますので、陰謀論と片付けるには無理があります。

八代さんがコロナワクチンを接種していたとする情報は見つけることができませんでしたが、ワクチン後遺症の報告や研究論文と類似していることは確かです。

日本では70歳代は3回接種済みが91%となっていますので接種している可能性が高いでしょう。

画像:首相官邸ホームページ 年齢階級別接種実績

膠原病の治療法

膠原病の治療方法は、現段階ではステロイド等の薬によって自分を攻撃する免疫の働きを抑制します。免疫の働きを抑制してしまうため、体に侵入する病原体(ウイルス、細菌、寄生虫)に対する抵抗力を抑えてしまうことになります。そのため、他の様々な感染症などにかかりやすい体になり、一生服薬と注意が必要になります。寛解(症状を最低限に抑える)はあっても完治はしない言われています。

膠原病以外の代表的な自己免疫疾患

パセドゥ病、1型糖尿病、クローン病、橋本甲状腺炎など

全身性の膠原病は中年女性に特に多いと言われています。

 

八代亜紀さん、私も大好きでカラオケでもよく「舟唄」を歌っていました。歌唱力はもちろん人柄がとても魅力的で本当に素敵な方でした。ご冥福を御祈りいたします。

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