2024年8月19日、ボディービルダーの北井大五さんが52歳という若さで亡くなりました。
今年の1月には体調を崩して入院し、20kgも痩せたことが報告されていましたが、8月3日の大会には復帰して優勝しています。大会からわずか16日後の逝去、一体何が死因なのでしょうか?
交際相手の黒崎玲香さんやご家族からは直接の死因について公表されていません。
北井さんだけでなく、ボディビルダーは早死にされる方も多く、原因が気になります。
過去のボディビルダーの亡くなられた年齢と死因について調べると、ステロイドだけではない意外な薬物使用の実態が見えてきました!
北井大吾は病気だった?病名と死因は?
かねてよりお付き合いしておりました北井大五ですが、令和26年8月19日 0:25 52歳にて永眠いたしました。
最後の最後までボディビル一筋の人生でした。
今の私の成長は、彼あってこそです。
感謝と尊敬の気持ちでいっぱいです。
7年半ありがとう。 pic.twitter.com/jVzl3MDPEi— ❤REIKA❤ (@REIKA_JAPAN_) August 20, 2024
突然のご報告失礼致します。
弟の北井大五が8月19日、永眠致しました。
ご存知の方も多いかと思いますが弟はボディビルに生涯を費やした人生でした。
皆様の応援、大変ありがとうございました。
取り急ぎご報告させて頂きます。 pic.twitter.com/riJD9mIgEO— 社長北井 (@681217KOffice) August 20, 2024
退院後半年ほどで大会に復帰で負荷が大きすぎた説
北井大吾さんは2024年1月に入院して20キロ近く痩せてしまったことを公表していました。
今年1月 入院して20キロ近く痩せてしまいました。
半年後(8月3日) なんとかステージに立てるくらいにはなり、大会で優勝させて頂きました。
この間、家族やレイカさん達はじめ皆さんの応援大変力になりました。
ありがとうございます! pic.twitter.com/eykGbZIPib— 北井 大五 (@DaigoKitai) August 4, 2024
1月20日には退院報告していますので、入院期間は1ヶ月程度だったと推測されます。
皆様、ご心配おかけしましたが本日退院しました!
2月からfuture body gymも予約再開します!ジムラインまたはdmにてお問い合わせください!
よろしくお願いいたします❗ pic.twitter.com/MOZfvdSPI5— 北井 大五 (@DaigoKitai) January 20, 2024
退院からわずか7ヶ月ちょっとで体を仕上げ、ボディビル大会で優勝しています!
本日fwj North Japan championship にて優勝🏆️することができました!
三週間後のマスターズクオリファイにはもっと絞れるようがんばります! pic.twitter.com/WX4kikjUZM— 北井 大五 (@DaigoKitai) August 3, 2024
この時点では3週間後の大会にも出場する気だったようなので、ご本人も想像できなかった突然死だったと思われます。
病名はわかりませんが、体調不良で入院して痩せた体を半年ほどで鍛え直していますので、相当無理がかかっていたと考えられます。
北井大吾はステロイドをやっていた説
折しも、格闘技の平本蓮選手に「ステロイドをやっていたのでは?」とドーピング疑惑が持ち上がって話題になっており、北井さんもステロイドをやっていたのでは?と疑う声がネットでは上がっています。
その理由としては、平本が筋トレで肉体改造に取り組み、今までにないほどバルクアップした身体を披露していたことが挙げられているようだ。減量末期にデッドリフトで212Kgを持ちあげる動画なども公開され、それがステロイド(筋肉増強作用のあるアナボリックステロイド)の使用を疑う声につながったようだ。
さらに、著名選手がSNSで誰かしらのドーピング違反を指摘するかのような書き込みをし、格闘技ファンの間で「平本のことなのでは」との憶測が広がったことも疑惑の拡大に拍車をかけた。
ステロイドを疑うXの声
安易なステロイドは本当にやめてください。
北井大吾はステロイドで亡くなるし感情ぐちゃぐちゃやで。
いやーマジでステロイドはアカン
毎年ステロイドやってるボディビルダーが死んでいくな
日本はステ規制した方が良いと思うけどな〜
ステロイドなどの薬物が原因で亡くなったボディビルダー
マイク・メンツァー
生年月日: 1951年11月15日
出生地: アメリカ合衆国 ペンシルベニア州 フィラデルフィア ジャーマンタウン
死亡日: 2001年6月10日(享年49歳)
死因:心臓発作
10年近くステロイドを摂取していたことから、心臓発作の原因がステロイドではないかと言われています。
ドン・ヤングブラッド
国籍:アメリカ
死亡日: 2005年5月8日(享年51歳)
死因:心臓発作
関係者の間では薬物が原因なのではないかと言われています。
ナッサー・エル・サンバディ
大会に出場するためにステロイドを何年も大量に摂取していたそうで、特に心臓と腎臓に重篤なダメージを負っていました。
ゲント・ウェイクフィールド
国籍:アメリカ
死亡日:2016年12月(享年35歳)
死因:不明
彼はケガからの回復を図るためインスリンとステロイドを多量に使用していたことがわかっています。それが子音ではないかと噂されています。
Zyzz
生年月日: 1989年3月24日
出生地: ロシア モスクワ
死亡日: 2011年8月5日(享年22歳)
死因:心臓病
先天性の心臓病であると医師によって断定されましたが、息切れや高血圧など自覚症状があったとのことで、ステロイドの副作用による死亡説も根強く残っています。
リッチ・ピアーナ
出生地: アメリカ合衆国 カリフォルニア州 ロサンゼルス ノースリッジ
生年月日: 1970年9月26日
死亡日: 2017年8月25日(享年46歳)
死因:心臓病
死亡時の心臓と肝臓は、成人男性の平均の2倍以上の重さに肥大しており、「重篤な心臓病」を患っていたことが判明しています。多数の潜在的要因があったために具体的な死因は不明とされています。しかし、彼は目標達成のためにインスリンを使用していることを堂々と公言していました。
参照:RANKY
インスリンをボディビルダーが使う理由
インスリンは、血糖値を下げるホルモンの一種です。糖尿病の薬として有名ですが、筋肉の発達も手助けする側面があるため、糖尿病ではない一部のボディビルダーたちが、トレーニングの効果を高めるためにインスリンを使用しています。
ボディビルダーの薬物乱用について大掛かりな研究を行ってきた、ハーバードメディカルスクールで精神医学の教授を務めるハリソン・ポープ氏は次のように話しています。
「インスリンは、ステロイドのように筋肉の成長をサポートする同化作用があるために幅広く使用されています。さらにインスリンは体内で吸収されるので、検査の際に発見されないのです」
「インスリンは他のパフォーマンス向上ドラッグとは異なり、規制薬物ではありません。このため、容易に手に入るのです」35歳のハンサムボディビルダー、その突然死から学ぶ(Esquire(エスクァイア 日本版))彼の名はゲント・ウェイクフィールド。ハリウッド顔負けの究極のエンターテイメントのプロレス団体「WWE」に所属する、志あふれるレスラーです。そして彼は2016年に、イギリスの自宅で死亡し
インスリンの危険性
ステロイドの危険性
アナボリックステロイド(筋肉増強剤)の副作用
まとめ :ボディビルダーの死因の多くは心臓発作
薬物使用は言われていませんが、若くして突然死したボディビルダーは他にもたくさんいます。
日本で芸能活動も行っていて人気者だった、マッスル北村さんは2000年8月3日、低血糖からの合併症で心不全をひき起こし、39歳で亡くなりました。
減量が原因の低血糖とされていますが、上に書いたインスリン摂取の最大の危険性は低血糖です。
片川 淳さんは62歳で心筋梗塞で亡くなりました。
ボディビルダーが日常行なっている激しいウエイトトレーニングは、血管を硬くするため、心臓への負荷が大きく、若くして心臓病が原因で亡くなる方が多いようです。
加えて薬物の使用によって臓器の負荷がさらに大きくなってしまうことが、多くのボディビルダーの寿命を縮める要因となっています。
出身:ドイツ連邦共和国バーデン=ヴュルテンベルク州シュトゥットガルト
死亡日:2013年(享年47歳)
死因:腎臓病を原因とする心不全