【地震は報い】中国人アナに3億いいねフォロワー10倍も正式解雇は日本企業との提携のため

能登半島地震

※記事内に広告が含まれています。

不適切発言により停職中だった海南テレビの肖程皓(シャオ・チェンハオ)アナウンサーが4日、正式に解雇

肖程皓アナウンサーは2日、SNSに投稿した「地震は日本への報い」発言が物議を呼んで所属するテレビ局から停職処分を受けていましたが、4日、正式に解雇されたとのことです。(中央日報)

停職に至った経緯についてはこちら↓

肖氏は海南テレビの総合ニュースと中国最大のイベントである春節特集バラエティーショーの進行を務めるなど同局の看板アナウンサーだったため、SNSでの一度の発言によって解雇になったのは重い処分と言えるでしょう。

海南テレビは海南ラジオと海南放送の合併により2001年に設立された海南省直属の官営放送メディアで、中央政府の意向を受けているメディアです。

通常、中国の現政権は人民の日本批判は野放しにするどころか助長します。今回のいちアナウンサーに対する厳しい処置にはどのような原因があるのか、調べてみましたら、日本企業との提携という情報が出てきました。

肖程皓が所属していた海南テレビは日本の企業と提携関係にあった

以下の画像は中国のTikTokに上がっている動画のスクショですが、「海南テレビは日本のQWCホールディングス株式会社という企業と提携を結んでいた。これが肖氏に対する厳しい処分の原因だ。」と言われています。

QWCホールディングス

 

なるほど、日本を敵視するよう国が仕向けている中国で日本に対する不適切な発言で個人が処分されるとすれば、国の意向ではなく、ビジネス上の不都合、つまりお金が絡んでいるからですね。

かの国らしいです。

解雇されるもフォロワー爆増、いいね3億!多くの人民は彼の意見を支持

停職後、肖程皓(シャオ・チェンハオ)氏のTikTokのフォロワーが発言前の60数万から800万以上に激増、いいねは3億1000万に昇りました。恐ろしい数字です。TikTokにも多くの彼を支持応援する投稿が上がっています。

肖程皓に「いいね」

全ネット民が本音を語る気骨のある中国の男、肖程皓を支持することを願っている!

中国人が因果応報発言を支持する背景に徹底的に日本を悪者にする歴史教育

今回の発言と彼に対する処分がこれほどまでに議論を呼んだ原因は、肖程皓(シャオ・チェンハオ)氏が問題の動画の中で持ち出した「日本が核汚染水を排出した天罰だ」ということだけではありません。

その背景に、

日本は長い歴史の中で中国人に対してひどいことをしてきた。だから報いを受けて当然だ。

という中国共産党の歴史教育、愛国教育があります。

以下はTikTokに上がっていた「肖程皓の発言は間違っていたのかいなかったのか?」を検証するある中国人が出した動画です。この動画は2つの観点から分析しています。

1つは、「人道主義の立場に立ち、彼の発言は不適切だった」とするもの、2つ目は「日本は過去ひどいことをしてきたのだから報いは当然だ。だから彼を擁護する。」というものです。

少数派意見「人道主義の立場に立てば、彼の発言は不適切だった」

まず1つ目の意見は、

以前日本は深く深く中国人民を傷つけた。しかし、それは過去のことであり、今の日本の一般人とは関係のないことだ。日本は中国の汶川地震の際、自衛隊を派兵して中国を支援してくれた。またコロナの時は中国のためにマスクなどの医療物資を寄付してくれた。

自然災害の前では、同じ人類として互いに助け合うべきであり、同じ人類が災難に見舞われている時に不幸を呪ったり喜んだりするのは恥ずべき行為だ。

とするものです。
しかし、このナレーションに対して「は?今の日本人とは関係ない?」「前半部分は問題ないけど後半関係ないって何だよ?」というコメントが上がっています。
また、日本が中国を助けた、寄付したという部分に対しても「誰が寄付したって?」「親の罪は子が償うものだろ」などのアンチコメントが飛んでいます。

多数派意見「日本は過去ひどいことをしてきたのだから報いは当然だ。だから彼を擁護する。」

次に、「日本は過去ひどいことをしてきたのだから報いは当然だ。だから彼を擁護する。」という意見を見てみます。

彼は事実を言ったに過ぎず、何も日本人を呪ったわけではない。中国人は古来より因果応報という言葉をよく使う。こんなに急いで外の世界に向けて彼の処罰を公表する必要はないのではないか。

それに、中国の日本に対する恨みはもう長い。最近また日本が戦争準備をしているという情報が絶えず報道されていて、ネット上の反日感情を高めている。

中国政府は関東大震災の際に人民に日本へ寄付するよう呼びかけた。しかしその後日本は中国に何をしたか?5年後、満洲事変を起こし、続いて長城抗戦(1933年抗日戦争の一部)、盧溝橋事件、全面侵略、南京大虐殺、華北無人地区(日本軍が中国華北地方を侵略して虐殺したとしている)をやった。

その1つ1つの場面は今に至るまで中国人の心に深く刻み付けられている。関東大震災のとき、中国人民は日本人のために祈りを捧げたのに、彼らは南京に侵略して以来、生きている中国人民を一人残らず見逃さなかった。

こんなことがあったのに私たちはどうやって歴史を横に置いて現在の日本人のために祈りを捧げたりできるだろうか。いち中国人として、日本が天災に遭った時には何の声も発さない、何の見方も発表しないだけでもう道徳心ギリギリだよ。どちらにせよ、歴史を忘れることは(祖国に対する)裏切りと同じだ。

私が翻訳したこの動画の言葉は、あくまで「中国ではこのように教えられている」ということであり、私は日本人としてこれが全くもって事実でないことを多少なりとも知っています。

”1つ1つの場面が”という言葉がありましたが、実際に日本人が中国人を虐殺する場面を見た人などおらず、全て中国で長年放送されている「抗日ドラマ」で見たシーン(上の画像も抗日ドラマか映画のシーンと思われます)もしくは、教科書や本などに描かれたイラストを見てきたに過ぎません。

しかし、現代中国では義務教育でこのように繰り返し教えられており、また各種メディアを通してこのような共産党が主張する「中国人は日本人に虐められてきた」「日本人は悪で中国人は善」という被害者の歴史を徹底的にすり込んでいます。

さらに習近平政権になってからその愛国教育は非常に強く極端になっています。現在、中国は国営メディアCCTVで常に日本の自衛隊の訓練映像などを使いまわして「日本が戦争準備をしている」「中国に向けて何かしようとしている」と報道し、人民のさらなる反日感情を煽っています。

中国政府の見解は肖程皓(シャオ・チェンハオ)アナウンサー擁護

中国政府外交部が今回の件に関して肖(シャオ)アナウンサーの発言を擁護するような発言をしています。

「中国のネットユーザーはみんな思ったことを表現する権利があります。特に今の中国のネットユーザーは自国の名誉と尊厳に対して大変重要視しています。さらにこれは絶対に民族主義などではありません。素朴な愛国主義です。」(翻訳:かりんとう)

政府に対する批判や実情を外に向けて発する権利は与えていないのに、何が「思ったことを表現する権利がある」でしょうか?「中国の悪口は許さないが日本の悪口は許す」これが政府の見解です。

一方で政府として3日、能登地震犠牲者に対して哀悼の意を表し、支援をするとの発表もありました。国際世論を意識した外向きの態度でしょうか。矛盾に満ちた中国の対応です。

タイトルとURLをコピーしました