火事場泥棒に極刑を!の声広がる。江戸時代なら現場で死罪レベル

地震

※記事内に広告が含まれています。

能登地震で火事場泥棒の目撃報告が相次ぎ、人々の怒りをかっています。

能登地震で火事場泥棒の報告が相次ぐ

自販機壊しにみかん泥棒、さらに復旧作業を手伝うボランティアと称してお金を騙し取る詐欺のような輩も来ているようです。

日本はいつからこんな物騒な国になってしまったんですか…。

1月7日追記:穴水の自販機破壊は穴水高校に避難していた方からの証言により、窃盗ではなく避難所の方に飲み物を分けるために許可を得て破壊したとのことです。読売新聞の誤報だったようです。

穴水高校に避難していました。確かに、たまたま車に積んであったであろう工具で自販機を破壊していましたが、取り出したジュース類は3クラス部屋分の共有棚に並べ、全て避難者に分けてくれていました。お金の件はわかりませんが、冬休み前にコカコーラさん回収済みなんじゃないですかね?

北国富山新聞:自販機を壊した人も避難者で飲み物確保のために自販機を壊していいか管理者に確認した→警察は事件性なしと判断。金銭の記載なし。
読売新聞という大手メディアが誤報だったならちょっと問題がありますね。でも自販機破壊なんていう大胆なことが窃盗目的でなくて本当によかったです。日本はそこまで治安悪化していなかった!
でも火事場泥棒というのは確かに存在します。

過去の震災時の火事場泥棒

2011年の東日本大震災や2016年の熊本地震の時にもいたようです。

東日本大震災時のテレビ

2016年熊本地震

東日本大震災時

ATMからの現金窃盗事件は56件、被害総額は6億8400万円に上った。
海外で災害が起きた時に空き巣や強盗、強奪、性犯罪などが当たり前に見られますが、日本ではそのようなことがほとんど起きない神の国として世界から称賛されていたはず。
世界から見ればその数は圧倒的に少ないのだと思いますが、年々増えている印象を受けます。日本もバブル崩壊後、景気が下がりっぱなしで1億総中流社会が崩壊し、貧富の差が拡大しているので、このような犯罪も増えるのでしょう。
高額転売する人もいますし、本当に残念極まりないですね。
過去火事場泥棒で逮捕された中には在日韓国人や中国人もいましたが、日本人もいました。外国人による犯罪と一言では片づけられません。
「火事場泥棒」という日本語が存在する以上、古来からそのような輩は当然ゼロではなかったですよね。

火事場泥棒に極刑を求める声 著名人の発言が物議

このような他人の窮地につけ込んで犯罪を働く輩に著名人も声を上げています。

呂布カルマ
火事場泥棒は56してもいい

ラッパーのカルマさんは有名人のためXから警告を受けていますが、ご本人は「間違ったことは言ってない」と その後の批判リプにも堂々とした返しをしておられます。

上にあげた東日本大震災の時にはテレビでビートたけしさんが撃ち56してイイと発言されています。

その他Xにポストされている声です。

外国かと思ったら日本の石川県の火事場泥棒だった。
警察が逮捕しなければ火事場泥棒が増加するよ。被災者が実行犯を撮影していれば良いのだが。

被災地への火事場泥棒も全員○ね
先日被災地でみかん泥棒が逮捕されたみたいだけどどんどん捕まえて④刑で良いよ
こんなときに泥棒する奴は人間じゃない。

火事場泥棒!
もし見つけて逮捕できたら極刑にしてほしいわ!

被災地で火事場泥棒した奴が逮捕された例って結構少ないけど、これからは
被災地で犯罪してる奴らをバシバシ逮捕して欲しいね

人の不幸に付け込む火事場泥棒や災害便乗悪質商法を犯す卑劣な輩は必ず逮捕し
通常の窃盗や詐欺罪の三倍か四倍の刑を科して欲しいです

被災地で火事場泥棒する奴は一人残らず必ず逮捕して即日④刑にして欲しいと
思うみなさん、お休みなさい

火事場泥棒は江戸時代には極刑だった

江戸の火事場泥棒

江戸時代は“火事と喧嘩は江戸の華”と言われるほど火事が多かったのです。

江戸の街を取り仕切る町奉行は火の用心と消火の用意を呼びかけると同時に、火事の原因になるタバコ、花火、どんど焼きなどを次々と禁止しました。なかでも放火と火事泥棒対策は重要な課題でした。

そのため、江戸初期から“火事場取締り”に関する対策が多いです。

江戸時代の火事場泥棒対策

・火事場にいても良い者は、義理の関係も含めて親子兄弟か、その家の“家族”だけとし、それ以外の人がそこにいれば、その人たちは取締り処罰される対象になる。

・知人といえども火事場へ来ることは断ること。知らない人であれば、人を付けてその人の家へ送り届けるなどして断ること。

・火災が起きたときも、鎮火したときでも、その日やその夜の内に、直接火事場へ見舞に行ったり、或いは使いを出してはならない。つまり、火事でごたごたしているときや、家財道具などを道路へ避難させているときなど、火事場へ出入りすることを禁じたものである。

・主人から指示されたもの以外は、奉公人といえどもその上下に関係なく、火事場へ出入りしてはならない。

指令禁止令を破ったものには即刻極刑になりました。刑罰の種類は以下です。


画像:Xより

それでも火事場に野次馬が集まり、火事場泥棒も無くならず、町奉行所もその後も再三、再四禁止のお触れを出し続ける事になったそうです。

火事場泥棒対策と救援の人手確保の両立が課題

江戸では、火事場泥棒対策を強化する一方で、延焼を防ぐ人手の問題がありました。江戸時代にはその対策として、火事が起きたときはまず火元の者に消火させ、次にその町に家を持っている者から借家人、店借人の区別なく残らず火元に駆けつけさせ、消火させました。もし消火に参加しない者がいれば、後日に詮議して罰金を取ると、町中で消火に当たるよう指示し、一応顔ぶれがわかる町単位での消火を奨励していたそうです。

引用、参照:3月の周年災害・追補版(4) -江戸時代~明治時代 -

江戸時代では火事場泥棒は現行犯逮捕されればその場で即刻極刑とし、火消しは町単位の顔見知りの範囲で行うようにしたようです。現在の日本の被災地でも他県あるいは在日外国人など”被災地の外から来た者”らの犯罪が目立っており、手口としては”ボランティア”と称して現地に入る者が多いようなので、江戸時代とやり口は同じですね。

江戸時代と同じようにはできないにしても、現代の政府と警察はどのように対策をするのでしょうか。一刻も早く取り締まって被災地の方々にこれ以上の負担をかけないようにして頂きたいものです。

タイトルとURLをコピーしました