脳外科医竹田くん本名松井宏樹が3つの病院で起こした医療ミスが怖すぎる!

nogekaitakedakun 吹田徳洲会病院 脳外科医竹田くん

5月7日、週刊現代が『脳外科医 竹田くん』のモデル医師が吹田徳洲会病院で「デタラメ診療」連発していると決死の内部告発があったことを報じました。調べてみるとこのA医師の本名は「松井宏樹」で吹田徳洲会病院が3つ目の勤務先、以前からあり得ない医療ミス、医療事故を多数起こしており、ミスで亡くなった患者さんも多くいることがわかりました。この記事では松井宏樹医師の経歴と、過去の医療事故について本当の話なのかどうか、詳しくお伝えします。

脳外科医竹田くんモデル・吹田徳洲会病院A医師の本名は「松井宏樹」

『脳外科医竹田くん』というのは2023年1月からはてなブログ」で掲載が始まった漫画です。

この漫画は、1人の医師が勤務先の公立病院で次々と医療事故を起こす医療ホラー漫画ですが、その医療事故の内容などから「松井宏樹」という実在する医師の告発漫画ではないかと以前から言われていたようです。

takedakun

 

こちらが松井宏樹医師が以前勤めていた赤穂市民病院の広報誌に掲載されていたプロフィールです。

matsuihiroki profile

出典:https://note.com/kkyoso/n/n7f0c213f0b64

名前 松井宏樹(まつい ひろき)
出身地 兵庫県姫路市
趣味 釣り・筋トレ
役職 脳神経外科部長(2019.7月時点)
「松井宏樹」で検索すると4名の医師が出てきます。同姓同名の方と間違えないようご注意ください。

松井宏樹医師の経歴

松井宏樹医師は2009年に医師免許を取得し、2019年7月に赤穂市民病院に採用され、脳神経外科部長として勤務を始めました。しかし2020年2月までの間に医療過誤を含む8件の医療事故に関与し、手術禁止命令を出されています。その後、2021年8月に依願退職、翌日に大阪市北区の医誠会病院へ移りました。

医誠会病院では「医長」として勤務していたことがXに投稿されていた医誠会病院の医師紹介ページの写真からわかります。

iseikaibyoin matsuihiroki

しかし医誠会病院でも患者を医療ミスで死なせてしまい、遺族が病院を訴えたため、松井医師は2023年6月から吹田徳洲会病院へ移り、2024年5月現在も勤務中のようです。

松井宏樹医師が関与した過去の医療事故、処置ミスの詳細

赤穂市民病院で8件の医療事故 うち2名死亡、1名脳死

Xに赤穂市民病院で松井宏樹医師が関与したとされる8件の医療事故の詳細報告が上がっていました。

akoshiminbyoin

8件のうち2名が亡くなっており、1名は脳死になったとのことです。

このうち、脊椎管狭窄症の手術でドリルで誤って神経を切断され、両足に重い麻痺が残った74歳女性と家族が、赤穂市と松井医師に対し約1億1500万円の損害賠償を求める民事訴訟を起こしていますが、松井医師はなんの処分も受けずに退職して医誠会病院へ移っています。

医誠会病院では透析治療を受けさせず死亡させる

次の医誠会病院では、慢性の腎疾患で週3回の人工透析を受けていた90歳の患者が、新型コロナで緊急搬送されてきた際、透析を担当しているクリニックから人工透析が必要な旨の連絡を受けていたにも関わらず、「入院との判断になった理由が不明」と勝手に判断して透析を行わず、4日後に低酸素脳症で亡くなりました

この患者の遺族が損害賠償訴訟を起こしたため、訴状から詳細がわかりました。

吹田徳洲会病院で起こした信じがたい医療ミス

吹田徳洲会病院でスタッフから提出された報告書によると、”医師としてあり得ない””患者だけでなくスタッフの命まで危険にさらす”医療ミスや事故を連発しているようです。

ケース1:転んで顎や手を打った女性に対し、CT検査で『異常なし』と判断、傷を縫って帰宅させた。しかし、その後画像を確認した放射線技師が『顎の骨が折れている』ことに気づいた。
ケース2:緊急搬送された患者に、A医師はアドレナリン静脈注射を指示。しかしアドレナリン注射は心停止の場合しか行ってはならないのが常識でスタッフが反対して事なきをえた。指示通りにしていれば、患者が亡くなったおそれがあった。
ケース3:C型肝炎ウイルス感染者が口の中を切って、傷を縫合する際、口を押さえていた補助スタッフの指に2回も誤って針を刺した。スタッフにウイルスがうつれば、肝炎、肝硬変、肝がんなどを発症する危険があるが、A医師は気に留める様子はなかった。

『脳外科医竹田くん』のモデルが松井宏樹医師だというのはデマ?

しかし、なぜこれほど医療事故を連発し、患者を死なせている人が医者を続けられるのでしょうか?しかも医長や外科部長に任命されるなどリーダーを任されるなんてことがありえるのでしょうか?

赤穂民報がまとめている赤穂市民病院での医療事故は事実でしょうし、訴訟を起こされているなら当事者の方は当然この医師が誰なのか知っています。

しかしこれが松井宏樹という医師であるという証拠はありません。週刊現代でも実名は書かれていませんし、あくまでネット民が情報を照らし合わせて出した推測に過ぎません。

実際、吹田徳洲会病院の高橋院長は竹田くんとされる医師について非難する様子がありません。

「A医師の赤穂市民病院でのトラブルは、採用時にM顧問から報告を受けていました。昨年3月に面接した際、彼自身も説明してくれた。汗をかきつつ必死に話す彼の言葉を聞くと、患者さんへの謝罪の気持ちと、手術への熱意が感じられました。ご指摘のミスは、医師なら誰でも判断に迷うようなもので、彼の責任とはいえません。」

週刊現代

週刊誌やネットに書かれている医師が実在するのか、するとすれば松井宏樹医師なのかは確定させる情報がありません。ただ病院名は特定されていますので利用されている方や近くにお住まいの方はご注意ください。

タイトルとURLをコピーしました