脳外科医竹田くん松井宏樹医師に医療ミスはない?!遅刻に行方不明でスタッフ爆発

吹田徳洲会病院 脳外科医竹田くん

週刊現代が報道した、吹田徳洲会病院のスタッフが漫画『脳外科医竹田くん』のモデル医師による医療ミスや患者対応についての内部告発をした件について、吹田徳洲会病院の高橋俊樹院長が声明文を出しました。

声明文では、医療ミスや事故については事実と異なる曲解で誇張だが、スタッフに迷惑をかけていたことは事実だとして一部肯定、一部否定する形になっています。竹田くん(松井宏樹医師)のどんな行為がスタッフにストレスを与えていたのでしょうか?

この記事では院長が発表した声明文から、病院側の主張を詳しく見ると同時に、ネット上の情報からスタッフが耐えきれなかったこと、告発された経緯を調べました。

【病院の主張1】吹田徳洲会病院で起きた各事象については医療ミスではない

以下は院長による声明文の一部です。

雑誌社から質問状が届きインタビューに応じました。

質問された各事象については医療過誤と言えるものが一件もないことを医学的観点から丁寧に説明し正直かつ誠実に回答しました。

しかし、記事にはほとんど反映されず、昨年夏から冬にかけて報告された内容をいたずらに曲解・誇張し、誤った誹謗中傷の情報まで記載されていました。的外れで、事実を捻じ曲げ、悪い評判を煽るだけの今回の週刊誌編集部に対しては断固として抗議を行うつもりです。

日刊スポーツ

院長は、告発された事象について、「医療過誤と言えるものが一件もない」ことを週刊誌側に丁寧に説明したと語っています。

週刊現代に挙げられていた、内部告発されたとされる事象は以下のものです。

ケース1:転んで顎や手を打った女性に対し、CT検査で『異常なし』と判断、傷を縫って帰宅させた。しかし、その後画像を確認した放射線技師が『顎の骨が折れている』ことに気づいた。
ケース2:緊急搬送された患者に、A医師はアドレナリン静脈注射を指示。しかしアドレナリン注射は心停止の場合しか行ってはならないのが常識でスタッフが反対して事なきをえた。指示通りにしていれば、患者が亡くなったおそれがあった。
ケース3:C型肝炎ウイルス感染者が口の中を切って、傷を縫合する際、口を押さえていた補助スタッフの指に2回も誤って針を刺した。スタッフにウイルスがうつれば、肝炎、肝硬変、肝がんなどを発症する危険があるが、A医師は気に留める様子はなかった。
院長の回答によれば、こうしたケースがあったことは事実だが、医療過誤には当たらない、としています。

【病院の主張2】竹田くんモデル医師の診療態度やスタッフとの付き合い方に問題があったことが内部告発された原因

該当医師のERでの診療態度やスタッフとの付き合い方に問題があったのは事実。
病院として、注意や警告も含めて何度も指導してきたつもりでしたが、その効果が出るのに予想以上に時間がかかり、ER現場のスタッフには思いがけないストレスをかけることになってしまいました。
これが今回の週刊誌へのリークに至った理由です。

竹田くんモデル医師が、医療スタッフとの付き合い方に問題があったのは事実で、態度がなかなか改善されないためスタッフにストレスをかけることになってしまったと認めています。

週刊現代が報道した内部告発の報告書に記載されているスタッフのストレスになった医師の行為は以下です。

スタッフのストレス1

医療器具の扱いがぞんざい

A先生は、注射針やカテーテルの針、縫い針といった尖った器具の扱いがぞんざいで、一度使った針を平気でベッドの上に放置するなど、衛生意識のカケラもない。この『針刺し事件』の数日後に新型コロナ感染者が搬送されてきた際にも、その患者に使ったカテーテルを作業スペースに置きっ放しにしていました。

ウイルスが付着している医療器具をその辺に置きっぱなしにされると別の患者への感染リスクもありますし、スタッフへの感染リスクもあるため、ストレスになりますね。

スタッフのストレス2

患者をきちんと見ない

患者様到着後(A医師は)8分で診察を終了された。この間一度も患者に近づくことなく触診どころか問診もなし。(中略)患者の顔も見ない、話をしない、触診もしない、検査データも見ない、レントゲン画像も見ないで入院となることがある

そばで見ているスタッフからすれば、「え?ちょっと!大丈夫なの?」と思いますよね。

スタッフのストレス3

別の医師を頼ろうとしたり、反論すると露骨に不機嫌になる

困り果てたスタッフが他の医師を頼ると、A医師は露骨に不機嫌になる。昨年11月に、スタッフがある患者を循環器内科の医師に診てもらうよう提案したときには、〈「僕が診ている患者なのにコンサル(相談)依頼するなんて失礼だ」(中略)「そんなの僕は知らない。それなら僕は診ない」と、まったく聞き入れてくれず。患者を放置し自室へ戻りその後は一度も患者を診ようとしなかった〉と、院内で行方をくらましてしまった。さらに別のスタッフが憤る。

「私がいちばん許せなかったのは、昨年12月、発熱で運ばれてきた高齢の患者さんに、カリウム製剤を大量投与するよう指示したことです。カリウム製剤は命にかかわる副作用を起こすことがあるため、慎重に投与するのが当たり前です。

現場スタッフは『先生、それはできません』とはっきり意見しましたが、A先生は聞き入れない。『それでもやると言うなら、ご自分でお願いします』と言うと、先生は休憩室へ引っ込んでしまった。愕然としました」

週刊現代

A医師のやり方に医療知識と経験のあるスタッフが問題を感じて、別の医師を頼ろうとしたり、反論などすると露骨に不機嫌になってその場を離れてしまうと告発されています。院長の回答から見ればこの部分は事実の可能性が高いです。

スタッフや別の医師の意見を聞かないというのは、確かに付き合いにくい医師であることは間違いなさそうです。

竹田くんは遅刻、仮眠室で飲酒、早退、すぐ行方不明になる

他にもネットでは竹田くんモデル医師のひどい勤務態度が挙げられています。

このXのアカウントの方は医師のようですが、竹田くんモデル医師が勤務に遅刻、仮眠室で飲酒、早退というあり得ない勤務態度だったとリークしています。

また、『脳外科医竹田くん』の漫画にも医師の「困った奴」エピソードが描かれています。

nogekai-takedakun-manga

竹田くんが来てしばらくすると、浅尾先生が言っていた「困った奴」の意味がわかりはじめた。竹田くんのデスクは書類の山でその上に脱いだ靴下が置かれている。竹田くんは病院支給の携帯やメモリカードなどの備品を無くしまくる。また、竹田くんはよく患者を待たせたまま行方不明になる。窓の外を見ると・・・

脳外科医竹田くん

内部告発の報告書にも、「先生は休憩室へ引っ込んでしまった」「院内で行方をくらました」とあるので、何かにつけてすぐに休憩室にこもりがちな医師のようです。

このような医師の行為にストレスが溜まりに溜まったスタッフが、病院上層部に掛け合っても当該医師を擁護するばかりで聞いてもらえず、どうにもならずに週刊誌にリークしたという経緯のようです。

【病院の主張3】竹田くんモデル医師は態度を改めた?

院長は最後に問題は改善されつつあると強調しています。

紆余曲折がありましたが、ここに来て当該医師も診療態度を改め、スタッフもチーム医療を最優先としたER運営ができるようになりました。当該医師のER医師としての診療能力はERと連携する各診療科の責任者に聞いても評価されるようになってきており、頑張ってくれている、との声も聞こえてくるようになりました。さらに一般外来に専門医の診察を要する重症患者さんが来られた場合にも迅速かつ的確にERで対応できる体制となっています。

当院のERで定期的に勤務していただいている非常勤の先生方は診療経験豊かなベテラン医師が多く、若い先生方も大学医局からの派遣で熱心な医師ばかりです。常勤医としての自覚をしっかりと持つようになった当該医師が加わって、今後の当院のER診療は地域の皆さんの期待に今まで以上に応えることができるものと考えています。今後ともどうかよろしくお願い申し上げます。

日刊スポーツ

告発を受けて、竹田くんモデル医師も診療態度を改め、自覚を持つようになった、というのが事実ならいいのですが。院長ではなく一緒に働くスタッフがそう思わないなら意味がないですね。

患者に必要以上の危険がないように、スタッフが気持ちよく働ける環境になるように病院側には努力してもらいたいですね。

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